特異体質との抗えない戦い…“なのに爽やか” 「BEASTARS」板垣巴留の新作「ボタボタ」の魅力

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5月23日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。動物たちが織りなす大人気・青春群像漫画『BEASTARS』で人気の板垣巴留(いたがきぱる)による、初めて“人間”を描いた渾身の新作漫画『ボタボタ』のおすすめポイント3つを吉田が紹介した。

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ボタボタ』をピックアップ。今回は吉田が、この作品のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「歴史上最強のつかみ」。最初の3ページを見てほしいんですけど、1ページ目がゴミ箱から始まっていて、思い詰めた女性がいるんですけど、その女性が次のページでゴミ箱に顔を突っ込みます。そして3ページ目で、爆発するように血しぶきが出てきます。

ZOC・西井万理那(パートナー):え、何で?

吉田:何で? って思ったってことは、もうつかまれてるね。実は、主人公・氷刈真子(ひがりまこ)ちゃんは、極度の潔癖症なんですよ。めちゃくちゃきれい好きで、汚いものに触れると鼻血が出るという特異体質を持っているので、じゃあどうなるかというと、男性と触れ合えないんですよ。

バーチャルシンガーソングライター・夢追翔(ゲスト):あ~……汚いものだみたいな思い込みがあると。まぁフィクションなんでね。

吉田:漫画の中で、だからね。でもそういう感情って、ちょっと分からなくはないじゃないですか。人間の中のそういう気持ちを100倍ぐらいに拡大すると、確かにこういうリアクションってあり得るよなと。ということで、物凄く大変なことになってるんだけど、人間も動物ですし、人間だからこそかもしれませんが、いわゆる……適齢期の女性ですから、男性と夜の営みをしたいということがあるんだけど、毎回その度に、鼻血に阻まれるんですよ。

夢追:あ、(潔癖症だけど)そういう気持ちはあるんですね。

吉田:あるんだけど、それが作品の中で、ちょっとずつずれてくるの。初めは自分の中の欲求とかだったんだけど、だんだん自分の体質との対決になってくるんですよ。抗えない運命なわけじゃないですか。それを超えて男性と関係を持ったら、どういう気持ちになるだろう?という話の中で、カラッとした部分と、途中男性と上手くいくシーンも出てくるんですよ。出てくるんだけども……? というところです。おすすめポイントその2は「大裏切り」。どういう裏切りかって言っちゃうと良くないんですけど。150ページまで読んでください。俺、ほんとに「おいっ!」って言ったもん。

夢追:え~何!?

吉田:一応恋愛的なストーリーになるわけで、そういう体質のこともあったから、いろいろな人が出てくるんですけど、その人が……ってなるんですよ。超ドラマチック。で、その後に、おすすめポイントその3は「なのに、爽やか」。この作品、すごくドロドロしてそうでしょ? でも最後読んだとき、ガッツポーズが出た!

作品の素晴らしさを熱弁した吉田。コミックスの最後に収録されている読み切り『白ヒゲとボイン』についても、同様にガッツポーズが出たと語っていた。この漫画『ボタボタ』は1巻で完結する物語で、現在発売中となっている。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!


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