女子校を舞台にした“超自然体”なギャグ漫画『女の園の星』の魅力
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6月6日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。和山やまによる漫画作品『女の園の星』のおすすめポイント3つを吉田が紹介した。
番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『女の園の星』をピックアップ。ある女子校を舞台に繰り広げられる、2年4組担任・星先生を主人公としたストーリーとなっており、今回は吉田が、ゲストに登場した新人バーチャルアイドルの相羽ういはとともに、おすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「超自然体シチュエーションギャグ」。お笑い芸人の人がコントとか作ると、リアクションとか大きくて、いかにも笑わせようという感じで来たりするじゃない? 第1話だと、まず一番初めに出てくる日誌の備考欄のところに、遊びで生徒たちが絵しりとりとかをしてるわけですよ。それを(主人公の)星先生は気づくのね。だけど、何だか分からない絵が途中で出てくるみたいな(笑) この小さな、動きの少ない笑いが次々出てくるんですけど、これがほかの漫画では全くなくて、すごく面白い。
ZOC・西井万理那(パートナー):リアルなの?
吉田:リアルだと思う。本当はこんなこと起きないかもしれないけど、起きてもおかしくないかなみたいな。
相羽ういは:あ~そういう意味での“自然”なのか。
吉田:そう、超自然派の肩の力を抜いたシチュエーションギャグで、そして、おすすめポイントその2は「星先生が超無表情」。9割無表情なんですけど、ときどき面白いことがあると、ちっちゃくにこってするんです(笑)
西井&相羽:え、かわいい~!
吉田:女の子同士の常識がいっぱいあるところに、先生だけが1人取り残されてるのね? これでどういうことになるかというと、この作品を読んで俺が思ったのが、――おすすめポイントその3「これは異世界転生だ」。つまり、異世界に飛ばされると、全然今の常識通用しないじゃない? 女子校なんて、普通の男からすると1ミリも常識が通用しないから(笑) (女子校の先生になったら)女の子にモテモテでラッキーなんて、そんなことは本当はないんだろうなって、女子校の人たちが分かって描いてる感じがすごい。
西井&相羽:あ~なるほど!
ポイントを挙げるとともに、「2話の犬の話はぜひ読んでもらいたい」と自身のお気に入りの話をおすすめした吉田。吉田が語る内容に対し、女子高出身だという西井と相羽は、ところどころ共感しながら聞き入っていた。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!