2度にわたる消費増税を反省!? 安倍晋三前内閣総理大臣
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安倍晋三前内閣総理大臣が、消費増税などの自身の経済政策を振り返った。
ニッポン放送 『飯田浩司のOK! Cozy up!』(月曜日~金曜日 6時~8時 生放送)安倍前総理に毎日独占インタビュー
ニッポン放送 『飯田浩司のOK! Cozy up!』(月曜日~金曜日 6時~8時 生放送)では、6月14日(月)から18日(金)の一週間、番組では『ワクチンから安全保障まで! 安倍前総理も毎日登場! Cozy専門家会議』と題した特別企画を実施している。
安倍前総理独占インタビュー3日目。かねて から「消費増税が経済を冷え込ませたのではないか」ととなえる飯田浩司アナウンサーが、安倍前総理の経済政策、消費増税に斬り込んだ。
まず、「安倍前総理を支持した就職苦の若者がずいぶんいたのではないか」と水を向けると、前総理は「若い人が将来に夢や希望を失う国に未来がないと私は思う」とし、「経済における政治の最大の責任は働きたい人に仕事を作っていくこと だ」と話した。そのうえで、「 自民党政権として、マクロ政策を掲げたのはおそらく私たちが初めてだと思う。かつて所得倍増計画があったが、あれは産業政策。デフレから脱却し、雇用を作っていこうという中においては、金融政策が大切だ」とその意義に触れ、それまでの日本銀行丸投げ政治に楔を打ったと振り返った。
続いて、飯田アナウンサーが「経済が回復した一方で、安倍政権は2回にわたって消費増税を行い、1回目の後はなかなか回復してこなかった。2回目の増税が早すぎたんじゃないかとか、もっと伸ばせたんじゃないかと言われるが?」と問うと 、安倍前総理は「2回目の消費税の引き上げについては、2回延長し、“やめればよかった” と言う人もいるのは承知している。しかし、絶対に消費税を上げるべきだという最強の省庁も存在する」と、名指しはしなかったものの、財務省を引き合いに出した 。そして「さまざまな反省点があるが、もっと思い切った財政措置が必要だったかも しれない」と結んだ。
そして、東京2020オリンピック・パラリンピックまであと1か月余りとなったことについては、64年の東京オリンピックで多くの人が共有した思い出や絆に触れ、「コロナ禍のような状況でみんなでたちむかっていく今こそ、一体感を持つのはとても大切で、スポーツで絆を確かめ合う瞬間が生まれる。それは日本だけでなく、世界中で起こる」と語った。
番組では、金曜日 まで、さらに様々なテーマでの安倍前総理へのインタビューを放送して行く。
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<番組概要>
■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜~金曜 午前6時~8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司(ニッポン放送アナウンサー)、新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
■番組twitter:@cozy1242
■番組ハッシュタグ:#cozy1242
■番組HP:https://www.1242.com/cozy/
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