誰でも読みやすい、様々なジャンルが詰まった究極漫画『ウィッチウォッチ』の魅力

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7月25日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。『彼方のアストラ』『SKET DANCE』などで知られる漫画家・篠原健太による新作『ウィッチウォッチ』のおすすめポイント3つを吉田が紹介した。

誰でも読みやすい、様々なジャンルが詰まった究極漫画『ウィッチウォッチ』の魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ウィッチウォッチ』をピックアップ。この作品は、鬼の力を持つ高校生・乙木守仁が、幼馴染で修行中の魔女・ニコの使い魔として同居することになるところから始まる、予測不能な魔法と年頃の男女の2人暮らしが巻き起こすマジカルコメディとなっている。今回は吉田が、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「マジで完成度これ以上ない」。漫画ってギャグの会話があるじゃん? 一番初めのところですごい変な髪型のキャラが出てくるんだけど、「命よりもその髪型を大事にしてんだよ」って周りに言って、「こいつの命、随分軽いな」みたいなことを言われてるんですよ。で、このニコちゃんの能力っていうのが、何か能力を使うたびに何かを犠牲に捧げなければいけないと。すごいもの壊しちゃたら、代わりにすごい重要なもの捧げなきゃいけないみたいになってんだけど、「それがさっきのセリフと繋がって……」みたいなことが起きてるの。私、古典落語大好きなんですけど、古典落語よりも完成度が高い話を漫画で見たの初めてだよ。

ZOC・西井万理那(パートナー):へぇ~! 気になる!

吉田:おすすめポイントその2は「超まっすぐエンタメだからこそジャンルがノンジャンル」。ラブコメってあるじゃん? ラブコメはもちろん面白いんですけど、(この漫画は)どうも謎解き物でもあるっぽいんですよ。1人が鬼なので、若干のバトル物の要素もあり。あと可愛い女の子がいっぱい出てくる漫画が好きな人たちも楽しめるんですけど、全部の要素が入ってるのに、まだ1巻しか出てないんですよ。すごいの! 絵も可愛いし。

西井&ZOC・巫まろ(ゲスト):へぇ~!

吉田:おすすめポイントその3は「漫画マニアもにっこり」。全然漫画のこと知らなくてもいいんですけど、例えば『HUNTER×HUNTER』読んだことある人だけが笑えるギャグとか、そういうのがいっぱい入ってるの。それが分からなくても大丈夫。大体において、すごい面白いエンタメって、誰でも分かるように作ると逆に浅くなること多いんですよ。でも、誰でも分かるように作ったのに、尚且つ奥行きがあって絵が上手くて、究極の漫画だなと思って。漫画ってこういうのだよねっていう気持ちで、ずっと読み続けております。

小学生が読んでも分かりやすい漫画だと語った吉田。前作『彼方のアストラ』は5巻で全ての伏線を回収し切って終わるという見事な構成だったため、『ウィッチウォッチ』をリアルタイムで読んでおくと、いずれやってくるどんでん返しの展開を楽しめる可能性があるのではないかと、吉田は期待を込めて語っていた。この作品『ウィッチウォッチ』は、現在コミックス1巻が発売中となっている。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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