『ミニ四駆』で最速の王を目指す超王道ストーリー『MINI4KING』の魅力

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12月26日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、今田ユウキによる漫画作品『MINI4KING』のおすすめポイント3つを紹介した。

『ミニ四駆』で最速の王を目指す超王道ストーリー『MINI4KING』の魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『MINI4KING』をピックアップ。この漫画は、子供から大人までを夢中にさせるモータースポーツ『ミニ四駆』に新たに登場したパーツ“レーザー”を駆使して、少年・工藤モー太と、その相棒・ロードスピリットが最速の王・MINI 4 KINGを目指す物語となっている。

今回吉田は、声優の南條愛乃をゲストに迎え、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「少年漫画の要求の高さ」。大人だと、例えば手塚治虫が描いたって言ったら、すごく分かりづらいこと描いたりとか、ちょっと絵が雑だったりしても、「まぁ手塚先生だから何か意図があるだろう」と思って読むじゃないですか。子供って、そういうところを忖度してくれないんですよ。で、どういうことがこの『MINI4KING』で起きてるかというところですが……。

南條:うんうん。

吉田:おすすめポイントその2は「超王道ストーリー」。「そんなことされたら嫌だな」みたいな不自然なストーリーを作っちゃったら、子供はそこでもう投げちゃうわけですよ。ミニ四駆で戦うとなったら、お金持ちの子が意地悪をして、人間の上をコースで走らせるとか、その後自分のミニ四駆壊されたりとかするんですよ。こういう超王道ストーリーを読みやすく描かないと子供は投げちゃうんで。面白い少年漫画って、大人が読んでもつまんないわけないんですよ。

南條:私、王道大好きですよ。

吉田:おすすめポイントその3は「超作画力が高い」。なぜかというと、ミニ四駆って実物があって、商品として世の中に出るじゃないですか。で、子供が漫画を読んで「ミニ四駆」がほしいって思ったとするじゃないですか。それでお店に行って(漫画の絵と)ちょっと違ったら、「えっ?」って思いますよね。だから、そういう細かいところの作画力がとても高い!みたいな漫画なんですよ。少年漫画こそ、ほかの理屈ではごまかしが利かないので、ストレートに「漫画が読みたい!」みたいな気持ちのときは、こういう少年漫画中の少年漫画を読むのがおすすめ!という意味で、今もっとも良質なのがこれです。

南條:すご~い!

作品の魅力をたっぷり語った吉田。この作品は『コロコロコミック』にて連載中で、コミックスの第1巻が、放送日翌日の12月27日に発売中される。作品に関する詳細は、公式サイトでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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