「荒唐無稽なのに現実感がある」大ヒットガンアクション漫画『デストロ246』の前日譚『デストロ016』魅力

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11月21日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、高橋慶太郎による漫画作品『デストロ016』のおすすめポイント3つを紹介した。

「荒唐無稽なのに現実感がある」大ヒットガンアクション漫画『デストロ246』の前日譚『デストロ016』魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『デストロ016』をピックアップ。この作品は、同作者によるガンアクション漫画『デストロ246』の前日譚で、元海上自衛官の仙崎瑠璃の元で働く殺し屋・沙紀の、高校生時代を描いた物語となっている。

今回吉田は、アイドルグループ・GEMS COMPANYの奈日抽ねねと水科葵、『ドラゴンクエストXI』などを手掛ける齊藤陽介プロデューサーをゲストに迎え、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

「荒唐無稽なのに現実感がある」大ヒットガンアクション漫画『デストロ246』の前日譚『デストロ016』魅力

吉田:おすすめポイントその1は「女子、鬼強い。男子、全員雑魚」。(主人公の)沙紀がめちゃくちゃ腕の立つ女子ガンマンなんですけど。戦って男が出てくると、大体1~2ページで死ぬんですよ。瞬殺。ただ、ライバルの女殺し屋が出てくると、2~3巻続くっていう。強さが全然違うんですよ。

奈日抽&水科:お~!

吉田:おすすめポイントその2は「超強メンタルガンアクション」。殺し屋ものとかだと「ほんとは殺したくなかったのに……」みたいなシーンが、ドラマとかだと出てきがちじゃないですか。でも『デストロ246』の頃から、「よっしゃ、戦うぞ!」っていうカラッとした女子しか出てこないんですよ。

奈日抽:抵抗がないんですね。

吉田:そう、抵抗がない。銃を打つことに抵抗してたら、『デストロ』の世界では100%生き残れない(笑)だけど全員強くて、ニコニコしながらみんな戦っている。

奈日抽&水科:(笑)

吉田:おすすめポイントその3は「監修・白土晴一」。白土さん知ってますか?

齊藤:私は、『デストロ246』は見ていたので。

吉田:あ、それと世界観全く一緒です。白土さんが『246』に続いて『016』の方も手伝ってるんですけど。この人、例えば有名どころで言うと『ルパン三世』の仮想通貨を扱う場面の監修とか、スパイの話で『ジョーカー・ゲーム』の監修とか、日本の本格ミステリーとかで全部監修に入ってるんですよ。白土さんが入っている作品って、荒唐無稽な話なのに「いや、ちょっとそれ(現実に)あるかも……」って思わされちゃうの。「横須賀の軍港があるということは、ここでアメリカ軍と自衛隊が何かやり合ったりする可能性とか、秘密裏にはあるんじゃないの?」って思わされちゃう。だから、荒唐無稽な話が、「何割かはマジかも……」と思いながら読めるんです。

『デストロ016』のおすすめポイントについて、解説した吉田。この漫画『デストロ016』は、現在『月刊サンデーGX』にて連載中で、コミックスは第1巻が発売中。詳しくは、公式サイトでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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