エヴァンゲリオンの庵野監督も絶賛!近未来SFサバイバル漫画『スノウボールアース』の魅力

By -  公開:  更新:

12月5日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、辻次夕日郎による近未来SFサバイバル漫画『スノウボールアース』のおすすめポイント3つを紹介した。

エヴァンゲリオンの庵野監督も絶賛!近未来SFサバイバル漫画『スノウボールアース』の魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『スノウボールアース』をピックアップ。“救世主”と呼ばれる主人公・流鏑馬鉄男と、流鏑馬の操縦するロボット・ユキオは、地球を脅かす銀河怪獣を倒してきた。最終決戦に辛くも勝利した彼らだが、ユキオはすぐ地球に帰ってこられない状態に陥り、10年後にようやく帰還。だがそのとき地球は既に、雪と氷で覆われた“スノウボール”に……といったところから物語が始まる。

今回吉田は、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「主人公がコミュ障」。大体SFのヒーローものって、主人公が熱血漢だったり、頼りがいのある男だったりすることが多いじゃないですか。(この作品の主人公は)マジで、人と会話するのが超苦手なんです。この主人公が、SFものとしてめちゃくちゃ珍しい。だから普通に友達と会話したときに、普通に「ありがとうございます。頑張ります」みたいに言えばいいところで、プレッシャーが掛かりすぎてちゃんと言えない。その主人公がまず、めちゃくちゃ面白いです。

ZOC・西井万理那(パートナー):へぇ~!

吉田:おすすめポイントその2は「知的バトルの天才」。ほとんどの漫画の中で、コミュ障なのに強いってあんまりないのよ。コミュ障なのに、敵の銀河怪獣とかが攻めてきたときに、「こういう戦い方をすれば勝てるよね」っていう戦略を、ちゃんと頭脳で練って勝てちゃうんですよ。こんな主人公見たことなくて、すげーなって思う。この『スノウボールアース』は、主人公の魅力がでかいと思いますね。

西井:うんうん。

吉田:おすすめポイントその3は「もし〇〇だったら?の面白さ」。地球が滅びるのを想像してる漫画っていっぱいあるんですよ。今回の場合、地球が寒くなってしまって滅びるパターンで、結構昔からSF作家が想像してるけど、その過程で何が起きるか?みたいなのが面白いのね。例えば植物とかが育たなくなるから、そういう世界では一体何が貴重になるだろう?と思ったら、パインの缶詰とかだったりするんですよ。もう二度とパインとか作れないから。そういう描写が次々と出てくるのが面白いです。

映画監督・庵野秀明やクリエイターの小島秀夫も絶賛しているという、漫画『スノウボールアース』の魅力を語った吉田。この漫画は『月刊!スピリッツ』にて連載中で、コミックスは第2巻までが発売中。詳しくは、公式サイトでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

Page top