キャスターの辛坊治郎氏が1月13日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。社民党党首への再選が決まった福島瑞穂氏との意外な関係について語った。
社民党の福島瑞穂党首は1月14日、任期満了に伴う党首選挙に立候補。福島氏以外の立候補の届け出はなく、無投票での再選が決まった。
辛坊)要するに社民党は政党助成金の対象となる政党として生き残れるかどうか、今度の参議院選が正念場らしいですね。
飯田浩司アナウンサー)はい。
辛坊)国会議員が5人以上いるか、あるいは直近の衆議院選挙か参議院選挙で有効投票総数の2%以上の支持を取らない限り政党として認められないので、政党助成金が打ち切られてしまうということですが、去年の衆院選で社民党は2%を取れなかったんだよね。
飯田)1.77%止まりでした。
辛坊)ということは、今年の夏の参議院選挙で有効投票の2%を社民党が取れないと、政党要件を失っちゃって諸派扱いになって、運営資金は自分で確保しなきゃいけないということだね。大変だな、これは。
飯田)議員さんはいま衆院が1人、参院が福島さん、この2人のみとなってます。
辛坊)今年は福島さんの改選があって、そうするとご自身が生き残れるかどうかというところで、それはやっぱり知名度の維持から言っても党首になっておかなきゃいけない状況だね。他に有力候補がいるわけでもなさそうなので。
飯田)はい。
辛坊)でも思えば社民党のルーツは旧社会党の直系のはずだよね。旧社会党といえばそういえば立派な会館とかあったよね。
飯田)社会文化会館。国有地だったんで「戻して」という話で解体したんですけど、解体する時に記者懇談で福島さんに話を伺ったことがあるんですが、浅沼稲次郎さんの大きな銅像があって「私それを背負って運んだのよ」みたいなことをおっしゃってました。
辛坊)そうですか。福島さん、テレビのコメンテーター弁護士から立候補されて、いま党首までされているわけですけれども、いや私ね、この番組でかつて申し上げたことがありますけれども、福島さんがまだ弁護士時代、私の結婚式の主賓の一人でしたからね。
飯田)へえ~!
辛坊)国会議員になる前の福島さんでした。それから、いまから10年ぐらい前に新幹線の中で会いまして。福島さんにいきなり「彼女元気?」と言われました。私もドギマギして「か、彼女ですか?」って言いました(笑) 福島さんの言う「彼女」というのは私の配偶者のことなんですね。「奥さん」と言わないんですよ。「彼女」なんですね。
飯田)なるほど!
辛坊)最初は「誰のことを言っているんだろう?」と思って。それでちょっとしばらく短い時間話し込んだんですけれども、そのとき福島さんが「辛坊さんちょっと教えて~。あのね、支持率が低迷しているのよ、社民党。どうしたら上がるかしら?」って言われて(笑) 思わず喉元まで言葉が出そうになったけど、飲み込んだことがあります。「言っちゃなんねえ」みたいな。
増山さやかアナウンサー)……という思い出話でした。
この記事の画像(全2枚)
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)