1月23日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~)が放送された。今回は、東北楽天ゴールデンイーグルス・則本昂大投手がリモート出演。プロ入りした当時を振り返りつつ将来の展望を語った。
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金子達仁・則本昂大
一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組となっている、「TheDeep」。今回は、則本昂大投手が完投に対するこだわりを語り、優勝への意気込みをみせた。
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則本昂大
金子:プロ入りをされた時に、日の丸をつける自分。これは予想されていました?
則本:全くしていなかったです。ただ、日の丸を背負って戦えるような選手になりたいとは言っていましたね。
金子:言ってるんじゃないですかちゃんと!
則本:想像はできていないです。そんなんマイクパフォーマンスじゃないですか(笑)
金子:いやいや。マイクパフォーマンスでもそれはなかなか言えない。
則本:(笑) 当時、指導を受けていた方に「目標はとにかく高く設定しとけ」って言われていて。言わなきゃ達成できないよっていう。秘めているだけじゃだめだよとは言われていて。
金子:だとすると、三十路に足を踏み入れた則本さんは、今どんな高い志をお持ちですか?
則本:もう1回優勝したいなっていう気持ちですね。その優勝決める試合に先発して、完投して、胴上げ投手になりたい。
金子:完投に対するこだわりは則本さん強い方?
則本:強いですね。やっぱり試合が決まる最後のアウトを取りたいですね。
金子:昭和ですね!
則本:うちには、めちゃくちゃいい中継ぎ、抑えがいるんで、投げなくていいんですけど。でも先発ピッチャーをやらせてもらっている間は、本当にこだわって投げたいなって思いますね。
金子:だとしたら、沢村賞は欲しいですか?
則本:欲しいですね! やっぱり1回獲りたいですね。
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金子達仁
番組では、リスナーからの質問で、則本が対戦したくないバッターを答える場面も。入団1年目に田中将大を見ているという則本。再び田中が東北楽天ゴールデンイーグルスに帰ってくると知った時は、緊張感もあったが素直に嬉しかったと心境を述べた。
則本との対談がはじめてであったという金子は、則本に対しスター街道を進んできた印象を抱いていたという。しかし、則本の秘めた雑草魂を強く感じたと言い、番組を締めた。
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