ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(2月16日放送)内の「北京 TODAY’S REPORT」に、現地(北京)からニッポン放送・洗川雄司アナウンサーが出演。2月15日に行われたスノーボード女子ビッグエア決勝で3位となった村瀬心椛選手について本人へのインタビューを交えて解説した。
スノボBAで「冬季五輪日本女子史上最年少メダリスト」となる銅メダル獲得
2月15日に行われた北京冬季五輪スノーボード女子ビッグエア決勝で、初出場で予選を2位通過した17歳の村瀬心椛(ここも)が銅メダルを獲得した。冬季五輪日本女子最年少メダリストとなった。
飯田)2月15日のスノーボード女子ビッグエアで、17歳の村瀬心椛選手が銅メダルを獲得されました。現地・北京とつなぎます。北京2022冬季オリンピックレポーター、洗川雄司アナウンサーです。
洗川)スノーボード女子ビッグエアは、巨大な高さ60メートルのジャンプ台から空中に飛び出して回転技などを競うのですが、村瀬心椛選手は17歳で、岐阜第一高校に在学中の高校2年生なのです。2010年のバンクーバーオリンピックで、フィギュアスケートの浅田真央さんが銀メダルを獲りましたが、このときが19歳。それを塗り替える冬のオリンピック日本女子史上最年少メダリストになったわけです。15日夜遅くに直接、本人にこのことについてお話を伺いました。
「史上最年少メダリスト」ということは知らなかった ~骨折を乗り越えての銅メダル
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洗川)17歳とは思えないくらいの落ち着いた発言だと思います。
飯田)そうですね。
洗川)それもそのはず、中学2年生の13歳のとき、既にアメリカなどを中心とする賞金大会「Xゲームズ」で優勝しているのです。それだけの天才少女だったのですが、その年に右ひざの皿を割ってしまう大けが、骨折をしているのです。
飯田)骨折を。
洗川)それを乗り越えて掴んだのが今回の銅メダルであり、家族や友達など、皆さんのおかげなのだと、自分だけで獲れたメダルではないということを、銅メダルを獲った直後に話していました。その言葉は、けがを乗り越えたからこそ出て来た言葉なのではないかと思います。
飯田)この先も楽しみですよね。
洗川)そうですね。村瀬選手は実際、3回試技を行うのですが、縦2回転、横3回転の技を繰り広げているのです。フィギュアスケートもそうですが、ジャンプして空中技を繰り広げるものはかなり回転数が増えて、レベルが上がっていますよね。
飯田)男子などは5回転が普通のようになってしまっていますよね。
洗川)そうなのです。どこまで行くのかという感じがします。
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