国民・玉木代表は「トリガー条項の凍結解除」を旗印に参議院選挙を戦うべき

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ジャーナリストの須田慎一郎が4月18日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。トリガー条項の凍結解除について解説した。

政治 党首会談を終え取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表=2022年3月4日午前、国会内 写真提供:産経新聞社

国民民主党・玉木代表「トリガー条項の凍結解除、まったくしないなら協議から離脱」と発言

国民民主党の玉木代表はガソリン税の一部を減税するトリガー条項の凍結解除について、「まったくしないなら自民・公明両党との3党協議から離脱する」と話し、発動を当面先送りする方向で調整する政府、与党を牽制(けんせい)している。

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国民民主党・玉木代表)トリガーをまったくしないという話であれば、我々は協議から離脱しますよ。時間がかかるのは一定程度認めるけれど、それも含めてやるというのが約束ですから。トリガーをまったくしません、終わりですということになったら、我々が協議を真摯にやっている意味がありません。もしできないのであれば、これをやらせてくれということを参議院選挙のテーマにして、大々的に訴えるしかないですよ。

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飯田)国民民主党・玉木雄一郎代表が4月17日に出演した、フジテレビ『日曜報道 THE PRIME』でのコメントです。トリガー条項の凍結解除を目指して、予算案にも野党ながら異例の形で賛成しました。

玉木氏は自民党と「トリガー条項の凍結解除」についてどんな約束をしたのか

須田)賛成するに当たって、どういった約束事をしたのかということが重要になると思います。

飯田)どんな約束を。

須田)何となくの「緩い口約束」のような形で予算案に賛成したのであれば、それは「玉木さんが甘すぎる」ということだと思います。野党分断工作にまんまと引っかかったのではないかということになってしまう。

飯田)野党分断工作に。

須田)トリガー条項の凍結解除は、税制に関わってくる問題です。いまの岸田内閣の布陣を見ると緊縮財政で、減税などということは、とてもではないけれども受け入れられない。岸田さんがゴーサインを出したところで、実行に移されるかどうかは別問題だということを、よく理解するべきです。

飯田)総理の意向であっても、難しいくらいのものですか?

須田)いちばん障害になっているのは、財務省出身の木原官房副長官です。この辺りが消費税減税などはとんでもない、むしろ緊縮財政をやれというような方向になっている。そういう事情を含めて、国民民主党は与党ではありませんが、なぜいま与党である公明党が要求している補正予算がなかなか前へ進まないのか。

公明党が主張する補正予算を早期に成立させることが必要

須田)今国会は参議院選挙を控えているために延長がありません。そのなかで早期に補正予算を編成しないと、秋の臨時国会まで待たなくてはいけないのです。

飯田)秋まで。

須田)その間、国民経済は持つのか、日本経済は大丈夫なのかということを考えると、やはり公明党が主張する「補正予算を早期に成立させる」ということが、絶対に必要だと思います。それがなぜできないのかというところを含めて、考えるべきだと思います。

玉木代表はトリガー条項の凍結解除を旗印に参議院選挙を戦うべき

飯田)経済対策について、与党側からは提言が出ていますけれども、自民党案は5兆円の予備費を使ってやるのだというところで、補正予算までは言及がありません。

須田)極めて後ろ向きです。その一方で立憲民主党が消費税の減税、もとより共産党、れいわ新選組は「消費税0%」という主張をしています。

飯田)そうですね。

須田)場合によっては、これが参議院選挙の争点として出てきたときに大丈夫なのかというところです。やはり玉木代表も自民党、あるいは岸田官邸にいつまでも未練を残しているのではなく、ここはトリガー条項の凍結解除を旗印に、参議院選挙を戦うべきだと思います。

飯田)ここを争点化することで、与党的には不利になっていきますよね。やれるだけの議席はあるのにやらないのはなぜか、ということになります。

須田)ここは騙されたということを逆手に取るべきです。

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