「停戦の鍵はアメリカが握っている」ウクライナ侵攻の“現実”を辛坊治郎が指摘

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辛坊治郎が6月9日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。ロシア、ウクライナ停戦の鍵は「アメリカが握っている」と言及した。

「停戦の鍵はアメリカが握っている」ウクライナ侵攻の“現実”を辛坊治郎が指摘

バイデン米大統領(ゲッティ=共同)、ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同) 写真提供:共同通信社

『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』月曜日~木曜日 15時30分~17時30分 生放送

ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって、ウクライナ側は現在、おもにアメリカやフランス、ドイツなど西側欧米各国からの武器援助を受けて戦線を維持している。この状況に対して辛坊は、「何となくウクライナに西側各国がみんな協力して、ロシアに対する戦線を固めているんだなあという印象だが、ウクライナにとっては自国が物事を判断する範囲をどんどん狭められている状況」と指摘。「こうなってくると、ウクライナではない西側の国々の兵器の援助でいま戦線が維持されているという現実が日々明らかになってきている」と続け、それら西側諸国はロシアとの全面戦争を望まないことから「どこかで手打ち式をしたいと思っている」と分析。

さらに辛坊は、「アメリカが本音のところで戦争をやめさせたいと仮に思ったとしたら、できる」と断言。「そのタイミングで、ウクライナにこれ以上の武器供与はしませんと西側が足並みをそろえた瞬間に、ウクライナはそれ以上戦えないことがはっきりしてきた」と述べ、どのラインで停戦するかなどの鍵を握るのはウクライナではなくアメリカだとした。

そのうえで「小さい国は気の毒だなと、それが世界の現実なんだということを我々はちゃんとみておかないと」、「だから自分のことは自分でね」と語り、暗に日本の防衛のあり方についても問題提起した。

「停戦の鍵はアメリカが握っている」ウクライナ侵攻の“現実”を辛坊治郎が指摘

■番組タイトル:ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』
■放送日時:毎週 月~木曜日 15時30分~17時30分
■パーソナリティ:辛坊治郎
■アシスタント:増山さやかアナウンサー(月~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)
■Twitter:@zoom1242
■ハッシュタグ:#辛坊治郎ズーム
■メールアドレス:zoom@1242.com
■番組HP:https://www.1242.com/zoom/

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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