憲法改正に向かい、まずはスケジュールを立てるべき  高橋洋一

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数量政策学者の高橋洋一が7月13日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。7月10日に投開票が行われた参議院選挙について解説した。

憲法改正に向かい、まずはスケジュールを立てるべき  高橋洋一

参院選2022から一夜明けた会見で、記者の質問に答える自民党総裁の岸田文雄首相=2022年7月11日、東京・永田町の自民党本部(代表撮影) 写真提供:産経新聞社

自公圧勝に終わった参院選

飯田)7月8日に安倍晋三元内閣総理大臣への襲撃があり、10日が参院選の投票日でした。

高橋)8日の昼に、大阪でニュースを聞きました。その夕方、ああいう形になり、大阪にいたので奈良の病院に行こうかと思ったくらいでした。しかし、それはできなかったので、翌日(7月9日)に奈良の大和西大寺の現場に行き、献花をしました。10日にはご自宅に行きました。

飯田)事件が起きた8日午後は、ほとんどの政党が選挙活動をやめたわけですが、9日は「これに屈するわけにはいかない」ということで、予定通りの選挙活動を行い、10日の投開票日を迎えた。参議院選挙の結果は、自民党63議席、公明党13議席、合わせると与党は76議席ということで、改選の過半数を大きく上回る数字になったわけです。

1人区は自民党の28勝4敗 ~いくつかの議席は安倍元総理のおかげ

高橋)いろいろな世論調査を見ていると、内閣支持率は下がっていたので、それほど大勝しないのではないかと言われていたのですが、安倍さんのこともあり、接戦の選挙区はほとんど獲りました。

飯田)1人区は。

高橋)議席のうちのいくつかは、安倍さんのおかげですよ。

憲法改正についてはまず、スケジュールを立てるべき

飯田)憲法改正についての報道が多くありました。

高橋)「3分の2」、「3分の2」と言うでしょう。それは選挙前もそうだったのです。それが維持されたということです。今回、新しく3分の2になったわけではありません。変な問題設定をしている人がいますね。

飯田)岸田さんも特番のなかでインタビューしたときには、「変える、変えないではなく、どう変えるかなのだ」とおっしゃっていましたから、ここは進めてもらわないと。

高橋)まずはスケジュールを立ててもらわないと困ります。スケジュールを立てなければ話になりません。

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飯田浩司のOK! Cozy up!

FM93/AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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