第2次安倍政権で、内閣官房副長官補、国家安全保障局次長を務めた、同志社大学特別客員教授の兼原信克が7月11日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。第2次安倍政権での安倍晋三元総理大臣について語った。
『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時 生放送
兼原氏は、安部元総理を「暗夜をたいまつ1本で突っ込んでいくような人だった」と表現。さまざまな成果をあげた安倍外交について「安倍元総理は外国の元首とは無理をしてでも会いに行った。外交の決め手が首脳外交であることを充分に理解されていた。FOIP(自由で開かれたインド太平洋)やTPP(環太平洋パートナーシップ)など、世界的な大きな枠組みを作った日本の指導者は明治以降初めて。世界史を作ってやるという気持ちがあったと思う」と、安倍元総理の並々ならぬ行動力を語った。
そして、安倍元総理は2013年2月、ワシントンで「日本は戻って来た(Japan is back)」と題した講演を行った。兼原氏は「あれが安倍元総理の思いそのもの。もう一度、日本は世界のひのき舞台に立つんだ、という気持ちは強かった」と語った。
また、第1次政権が志半ばで終わったこともあり「第2次政権では、最初から絶対に後悔しないという気持ちが強かった。抜き身の刀が官邸内を歩いている雰囲気で、その迫力はすごかった」と語り、「何を言われても戦うのが政治家だという覚悟があった。生きている間に一歩でも前に出るという姿勢だった」と、第2次政権にかける安倍元総理の思いを語った。最後は「まだ憲法改正や防衛費の増額など、岸田総理を支えようと思っていたはずで、本当に残念です」と故人を偲んだ。
■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜~金曜 午前6時~8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司 (ニッポン放送アナウンサー)新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
■番組twitter:@cozy1242
■番組ハッシュタグ:#cozy1242
■番組HP:https://www.1242.com/cozy/
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