7月23日(土)、お笑いコンビ・ロケット団の三浦昌朗(みうらまさあき)と倉本剛(くらもとごう)がパーソナリティを務めるラジオ番組「ロケット団の定例ラジオ」(ニッポン放送・毎週土曜15時30分~)が放送。三浦が、ビートたけしとの飲みの場に呼んでもらった際のエピソードを語った。
8月19日~21日に開催される『あっぱれ!明治座 名人芸』の中で、みうらじゅんと共演することとなった2人。みうらは三浦にとって憧れの人物だそうで、せっかくの機会だから写真を撮ってもらいたいが、好きすぎるがゆえに言えなそうだという悩みを明かした。
また、その流れで三浦は、たけしと飲んだ際のエピソードを披露。この日も緊張のあまり、写真を撮れなかったという。
三浦:もう10年ぐらい前かな?『くじらの店 捕鯨舩』の店長の河野通夫さんが、「この日に、たけちゃん(ビートたけし)が来るから、紹介してあげるよ」って言って。
倉本:(たけしの)馴染みの店だったからね。
三浦:河野さんが、「たけちゃん、ロケット団の三浦っていうんだよ。寄席で頑張ってんだよ」って紹介してくれて。
倉本:うんうん。
三浦:そしたら、たけしさんが「おう、あんちゃん知ってるよ。あんちゃん、(出身が)山形だろ?」って。「俺んとこと逆だな」みたいな。
倉本:あ、たけしさんは東京で(ツービートの)ツッコミのきよし師匠は山形だから。
三浦:だから、「俺んとこと逆だな、あんちゃんたち」って。
倉本:あ~これは嬉しいね!
三浦:「あんちゃん、こっち来いよ」って言って、たけしさんの斜め横に座って。たけしさんが俺に、「あんちゃん、チューハイでいいか」って言うんだよ?
倉本:すごいね、涙出ちゃうね。
三浦:でも、好きすぎるから顔も見れないわけよ。話もできないし。
倉本:あ~分かるわ~。
三浦:そしたら、たけしさんが、昔(三浦が)本で読んでいた話を、全部話してくれるわけよ。結局ずっと話ができなくて。
倉本:気軽に話し掛けるのもな……。
三浦:最後にたけしさんが、「じゃあ俺帰るわ」って言って。(浅草の)東洋館の前にロールスロイスが置いてあって、背中越しに右手を上げて帰ってくわけよ。カッコいいなぁ~と思って。俺、人生で一番嬉しかったことがそれかもしれない。
たけしと写真を撮ることは叶わなかったという三浦。そんな話もあって、21日に共演するみうらにはぜひ写真を撮ってもらい「(スマホの)待ち受けにしたい」と語っていた。
番組情報
三浦昌朗、倉本剛からなるお笑いコンビ・ロケット団。
漫才協会、落語協会に所属し、寄席などの舞台を中心に活動している彼らが、コンビでは初となる冠レギュラーラジオ番組をスタートします!