政府が次世代型原発の建設を検討 いま表明する背景
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慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授の土屋大洋が8月25日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。政府が新増設を検討している原発について解説した。
次世代型原発の建設
政府は8月24日、将来的な電力の安定供給に向けて次世代型原発の建設を検討する方針を公表した。
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岸田総理)原子力発電所については、再稼働済み10基の稼働確保に加え、設置許可済みの原発再稼働に向け、国が前面に立ってあらゆる対応をとってまいります。
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飯田)8月24日、「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」が行われ、そのなかで表明されました。これも政治の決断ということになりそうですが。
土屋)政治もそうですけれど、私たち大学もプレッシャーを受けています。学生たちも環境問題に対しては、非常に高い意識を持っています。海外の大学との連携のために、いろいろな会議に出てきましたけれども、海外の大学も大学が出すカーボンを何とか減らそうとしています。
飯田)大学が出すカーボンを減らそうと。
土屋)「我々はこれから政府に核から働きかけていこう」というネットワークもあるわけです。来年(2023年)、日本ではサミットが行われます。平和の問題、環境の問題、両方重要なテーマになると思います。
飯田)その辺りを見据えると、ここでというタイミング。
土屋)そうだと思います。
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