辛坊治郎が9月19日(月)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。次期大阪市長選における「大阪維新の会」からの候補者選考委員に選ばれた経緯について詳細に語った。
『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送
今月15日、地域政党「大阪維新の会」は来年春に見込まれる大阪市長選の候補者について、予備選を実施すると発表。一般市民でも同党議員らから推薦を得られれば応募でき、今月30日に締め切られる。その後、1次選考で5人に絞られ、さらに2次選考で6人の選考委員が2~3人に絞る。今回、その選考委員に経済ジャーナリストの須田慎一郎や、国際政治学者の三浦瑠麗らとともに辛坊も選ばれた。
先週最後の番組放送直後に飛び込んだこのニュースについて、増山さやかアナウンサーが「どういった経緯で?」と質問。これに対し、辛坊は詳細に経緯を語り始め「私、基本的に誰とも付き合わないタイプ」とし、なかでも「政治家との付き合いは極端に嫌」と言及。ただ、大阪維新の会代表でもある吉村洋文大阪府知事の“側近”とはかなり昔からの付き合いで、これまでにも何度かその知人を通じて連絡があったという。
しかし、今回は「吉村さんから直接、電話がかかってきた」という辛坊。以前直接電話番号の交換をしたが、これまで連絡を取り合うことはなかっただけに、辛坊は「市長選に出てくださいと言われるのでは?」と警戒していたところ、吉村は「警戒しないでください。別に来年の大阪市長選に出てくれというお願いじゃありません」とキッパリ。後日、スタッフから選考委員依頼の連絡があり、了承したという。連絡は「随分前で、忘れていたくらい」と言い、他の選考委員についても前日の連絡で知ったとのこと。
また、辛坊は今回の大阪市長選の候補者について「非常に難しい」とも述べた。これまで大阪は、大阪府と大阪市の不毛な権限争いが繰り広げられてきた結果、行政の混乱を招いてきた。広域行政の司令塔を知事に一本化し、大阪市長はあくまで府下のいち基礎自治体の長という役割分担が重要で「ここ(大阪市長)が、そんなに目立って全体のリーダーシップを発揮することになると、かえってぐちゃぐちゃになる」と指摘。
大阪市長の候補者像について「カリスマ性があってリーダーシップのある人間よりは、有能な実務家でなければいけない」と語った。ただ「カリスマ性のあるリーダーじゃないと選挙に通らない」とジレンマも述べ「そこを見極めるのは本当に難しい」と漏らした。
■番組タイトル:ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』
■放送日時:毎週 月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送
■パーソナリティ:辛坊治郎
■アシスタント:増山さやかアナウンサー(月~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)