ジャーナリストの有本香が11月22日（火）、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。ミャンマーの空爆問題を巡り、岸田総理大臣と会談した際の様子を語った。

ミン・アウン・フライン・ミャンマー国軍司令官　PD

『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日～金曜日　6時～8時　生放送

有本香は11月2日、ミャンマーとタイの国境地帯で少数民族の支援を続けている井本勝幸氏と共に総理官邸を訪れ、岸田総理大臣とおよそ20分間に渡り会談した。

有本は「ミャンマー国軍の空爆などによって、ミャンマー国民はタイとの国境に逃げてきているが、タイ政府は基本的に難民を受け入れていない。また、日本協力者や日本の大学に入学予定のミャンマー国民も多くいる。その人たちを、どうやって国境地帯からしかるべき場所にお連れするのか、どうやって出国させるのか。これらの難しい状況を、空爆の生々しい写真などを見せて岸田総理に説明した」と述べた。

これに対し岸田総理は「非常に難しい問題。従来の枠組みでは救えない」と述べたという。有本は岸田総理の発言を振り返り「確かに総理がおっしゃった通り、従来の枠組みでは救えない。しかし日本はアジアの大国として、日本に関係のある人達をどうやって救うのかということを、もう一歩、進んだ形で考えて頂きたい」と、官邸主導の、従来の枠組みを超える救出策に期待を寄せた。