キャスターの辛坊治郎が12月8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。2025年の大阪関西万博に向けた大阪メトロの新型車両が公開されたことを受け、大阪府と大阪市がライバル関係だった時代のビルの高さ競争を振り返った。
大阪メトロは12月7日、2025年の大阪関西万博に向けて開発した、新型車両を報道関係者に公開した。正面がガラス貼りの八角型という宇宙船を意識させるデザインが特徴である。来年2023年4月から大阪メトロ中央線を走る。
辛坊)大阪府と大阪市は以前、本当に揉めていました。だから、そんな大阪府と大阪市が、よく一体化して万博をやるということになったよなあという驚きがあるのです。
ところで、その件について、この番組で何回か、間違ったことを私が言っていたことにふと先日気がついたのです。もともと大阪府と大阪市がライバル関係だったとき、ちょうど80年代後半の「バブル」で、両者とも超高層建築のビルを計画して建てたわけですよ。「最後に1メートル単位で設計変更を繰り返して、大阪府のビルの方が1メートルだけ高いのですよ」と申し上げたことが何回かあったと思うのですが、最近データを見ていて、「あ、私間違っていた」ということに気がついたのです。
最終的に、大阪市のビル(旧・大阪ワールドトレードセンタービルディング)の高さが256メートル、大阪府のビル(りんくうゲートタワービル)の高さが256メートル10センチ。そう、10センチ単位で高さ競争を繰り広げて、最終的に大阪府の建物が10センチ高かった。どのくらい大阪府と大阪市が仲悪かったかが分かるでしょう。10センチ単位で高さ競争をしますか、普通……。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)