サッカー日本代表監督の森保一氏が12月23日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。今回のサッカーワールドカップについて語った。
「サッカーの持つ力」と「選手の持つ力」によって観る人を喜ばせることができた
飯田)監督、お疲れ様でした。8月にお話を伺い、その後、カタールでのワールドカップがありました。サッカーに関しては素人である私のような人間でも、大興奮して観させていただきました。日本代表の試合はもちろんなのですけれど、それ以外の試合も「こんなに面白いのだ」と思いながら、眠い目をこすりながら観ました。日本中がそうだったと思います。サッカーの力はすごいですね。
森保)サッカーの持つ力と選手の持つ力が、観てくださっている方々にいろいろな影響を与えて、喜んでいただけるものなのだと思います。スポーツ全般の「する、観る、関わる」というなかで、今回は「観る」ということで皆さんに楽しんでいただけたと思います。今後もサッカーを「楽しんでいただけるコンテンツ」として考えてもらえたら嬉しいなと思います。
日本からの熱い声援が選手たちにいいプレーをさせてくれた
新行市佳アナウンサー)会場には、多くのサポーターの皆さんが駆けつけていらっしゃいましたけれども、会場の雰囲気はいかがでしたか?
森保)遠いカタールのドーハまでたくさんの日本人の方、そしてアジア・ヨーロッパをはじめ世界各国から集結していただき、心強い声援を日本代表に送ってくれました。
飯田)世界各国から。
森保)現地の応援も、もちろん心強かったのですけれども、日本からのサポーターの皆さん、国民の皆さんの声がメディアの方々を通して我々に入ってきていました。その熱い応援が選手に届いたために、選手たちがいいプレーをしてくれたのだと思います。
飯田)共闘している、一緒に戦っているという意識は常にあったのですか?
森保)ありますね。「日本一丸で戦えている」という思いが選手たちにもあったと思いますし、声を出して「後押ししてくれている」ということを選手たちは感じていたと思います。
国民の皆さんとともに世界に挑む
新行)森保監督が「NHK紅白歌合戦」の審査員を務めるというニュースが入ってきていますが、ワールドカップを終えて帰国され、これからどう過ごしたいと思っていらっしゃいますか? 何かご褒美はあるのでしょうか?
森保)ワールドカップを終えて帰ってきてからは、「休む」、「休まない」で言うと、あまり休んでいませんが、メディアを通して皆さんにお礼を言う機会をつくっていただけることはありがたいです。
飯田)応援してくれた国民の皆さんに。
森保)今回のワールドカップで、多くのライト層の方もサッカーに目を向けてくださるようになったと思います。世界で勝つためにも、「国民の皆さんとともに世界に挑む」ということをまたお願いすることになりますので、ありがたく活動させていただいています。
帰国後、最初に食べたのは「カップラーメン」
飯田)12月7日に帰国されて、最初に召し上がった料理は何でしたか?
森保)カップラーメンです。
飯田)本当ですか?
森保)帰国してから成田で記者会見させていただき、その後、メディアにも出させていただきましたので、家に着いたのが夜中の12時前くらいでした。妻は実はカタールに来ていて、私より遅い便で帰ってくるということで、私の方が早く帰ったのです。
飯田)奥様は遅い便で帰国なさったのですか。
森保)長男もいたのですけれど、当然ながらご飯をつくってくれているわけでもなく、お腹がすいたから「何かあるかな」という感じで台所をごそごそしていたら、カップラーメンがあったので食べました。でも美味しかったです。
飯田)もう、何でも存分に召し上がってください!
森保)ありがとうございます。
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