サッカー日本代表正ゴールキーパー、清水エスパルス所属の権田修一選手が12月22日（木）放送のニッポン放送『垣花正　あなたとハッピー』に出演。4年後となる次回大会や、今後の日本サッカー界について思いを明かした。

＜Ｗ杯サッカー決勝トーナメント１回戦／日本－クロアチア＞Japan's goalkeeper #12 Shuichi Gonda concedes a goal by Croatia's midfielder #04 Ivan Perisic (not pictured) during the Qatar 2022 World Cup round of 16 football match between Japan and Croatia at the Al‑Janoub Stadium in Al‑Wakrah, south of Doha on December 5, 2022. (Photo by Anne‑Christine POUJOULAT / AFP) AFP＝時事

『垣花正　あなたとハッピー！』月曜日～木曜日　8時～11時30分　生放送

インタビューの放送4日目となったこの日の話題は、権田選手の、森保監督への思いについて。番組パーソナリティの垣花正から「権田選手を信じて使い続けた森保監督にひとこと声をかけるとしたら？」と問われた権田選手は「もう一個上に森保さんを連れていきたかったな、あの（クロアチア戦での）PKを僕が何とかしていれば……というのが一番。森保監督の思いに応えたかったな、という思いが強いです」と胸の内を明かした。

次のW杯に対しても「僕はサッカーを続けている限り、W杯を常に目指し続けると思うので行きたいとは思いますが、立候補制ではないので……自分がふさわしい選手であるというのを見せ続けなければと思います」と、冗談を交えつつも、4年後への思いをのぞかせた。

そして垣花からの「権田さん、もしくは日本サッカー界の進化のために今後やろうと思っていることはありますか？」という質問に対しては「1人の選手としてできることは、自分のレベルを上げることしかないと思うので、もっと良い選手になれるようにしたい。そして、今回でサッカーが注目してもらえる環境になり、サッカーをやりたい子供が増え、もっと日本サッカーが発展した時のために、グラウンドなどハード面も必要になってくると思います」とサッカー界の発展への考えも語った。

権田選手が現在所属している清水エスパルスは、来シーズンからJ2が戦いの舞台となるが「まずはエスパルスがいるべきJ1に戻ること、そしてJ1に上がったときにどれだけ上位に食い込めるか、J2のうちからしっかりやらなければと思います」と来季への決意を見せた。

最後に「こうしてW杯で注目してくださった方々がスタジアムに足を運んで試合を見てくれるのは、日本サッカーにとってプラスになると思う。海外でプレーすることが日本よりもレベルが高いというのは隠せない事実ですが、いつの日か、Jリーグでプレーしている選手が多くても、世界で戦えるレベルになっていかないと日本サッカーが強くならない。今プレーしている僕もそうですけど、日本のサッカーに関わっている皆さんが、日本のサッカー強化を考えていくことが必要だと思います」と、日本サッカー界への強い思いを語り、インタビューを締めくくった。