作家で自由民主党・参議院議員の青山繫晴が12月23日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。「政治とカネ」について解説した。
政治家がなぜ裏金づくりをしなければならないのか ~自由民主党の腐っている部分を叩き直さなくてはいけない
飯田)薗浦健太郎前衆議院議員が自民党を離党しましたが、政治資金収支報告書の虚偽記載(総額は約4900万円)の問題で、略式起訴されました。また、政治とカネから派生して「秋葉復興大臣に交代論」という記事も出ています。ここへ来てまた「政治とカネ」の問題ですが。
青山)そればかりです。私の話をすることが適切かどうかはわかりませんが、問題提起として身を挺して行っているのは、「政治献金は1円も受け取らない、パーティーは開かない、パーティー券は売らない、団体支持は一切受けない、後援会はつくらない、後援会長を置かない、地元もつくらない」ということです。(議員になって)7年目に入っていますけれども、何の不自由もありません。年明けに世界の原発を回る出張に出ます。苦しいけれども、これは全部自費です。
飯田)自費で。
青山)なぜこんな裏金づくりをやらなければいけないのか。銀座などに夜な夜な行くことはやめた方がいいですよ。私は記者時代から政治家にそう申し上げていました。ずいぶん減りましたが、いまだにそうしている政治家がいます。
飯田)夜の銀座へ。
青山)そういうつまらない話も背後にあるような裏金づくりなのです。今回のケースがそれに当たるかどうかは、もっと調べないとわかりませんから、軽率に言ってはいけないけれども。
飯田)なるほど。
青山)記者時代から目にしていたことが変わっていません。だから自由民主党の腐っている部分を叩き直さなくてはいけない、内部から変えなければいけないのです。
予算委員会中は勝手に出入りするべきではない ~6年間、1度もトイレへ行かなかった青山氏
青山)予算委員会を6年やりましたけれども、私はその間、トイレへ1度も行きませんでした。野党の人も自由民主党の人も、好き勝手に出入りしているでしょう。審議は国民から負託されている神聖なものです。足元から根性を叩き直さなくてはいけないと思います。
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