ニッポン放送アナウンサーの箱崎みどりです。
箱崎みどりの「おさんぽアート」（……というコーナーになりました）。今日は、六本木までやってきました。
自撮りは練習中です……
お目当ては、12月8日から六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビューで開催中の「YUMING MUSEUM」です！
こちら、ユーミンさんのデビュー50周年を記念した展覧会。
ワクワクした気持ちで展示室に入るといきなり驚かされました！ 目に飛び込んできたのは、グランドピアノと散らばる歌詞、そして東京の景色！
はぁ……素敵……！
思わずため息が出てしまいました。この空間、そして突き抜けるような空の色と、ユーミン（尊敬の気持ちと愛情を込めてあえての敬称略です）の創作の跡も残る手書きの歌詞に囲まれていると、ずっとこの空間にいたくなってしまいます。
なんだか、ユーミンの頭の中をのぞいているような気分になりますね。尊い……！
後ろ髪を引かれながら先に進むと、1970年代中頃から自宅で作曲に使われていたグランドピアノが現れます。
「はじまりの部屋」と題されたこのコーナーには、学生時代にユーミンが描いた絵、読んでいた本、そして、ユーミンが家を抜け出すときに身代わりにしていたウィッグまで。ウィッグを身代わりにするだなんて、チャーミングすぎませんか？
「絶対おこさないで下さい。」と大きく書かれた書置きもあいまって、若き日のユーミンの姿が目に浮かんでくるようです。
ちなみに、ユーミンの愛読書のなかには、翻訳文学に交じって吉川英治の宮本武蔵も！ 私も愛読している三国志を探してみましたが、YUMING MUSEUMには来ていないようでした。残念……！
1972年、当時18歳の荒井由実さんは、シングル「返事はいらない」でデビューします。
「YUMING MUSEUM」にはデビューから50年間、ユーミンが手がけてきたすべてがギュッと詰まっています。
ユーミンが載っている雑誌、
衣装の数々、
手書きのメモ、創作ノートなどなど。まさに壮観そのものです。
量にも圧倒されるのですが、 一つひとつを見ていくとそれぞれにかけられた熱量の高さや繊細な仕事ぶりなども見受けられます。
「YUMING MUSEUM」のさらなる魅力は、荒井由実時代から今に至るユーミンの歴史を"もの"で見られるばかりでなく、ユーミン自身が語る音声ガイドが楽しめること。
自分のことを、楽しそうに語るユーミンと一緒に、展覧会をめぐっている気分も味わえます。
（しかも、10代のユーミンの貴重な歌声も聴くことができる！）
深海の街（2021～2022年）のツアーステージセット
ユーミンと共に歩んできた長年のファンの皆さまはもちろん、サブスクなどで、新たにユーミンに出会った10〜20代の方にも超オススメの展覧会。ご本人も「多岐にわたる膨大な仕事量」だと語るユーミンの世界を、全身で浴びてくださいね。
ちなみに、ユーミンといえば2023年2月17日（金）〜2月19日（日）に放送される『オールナイトニッポン55時間スペシャル』への出演も決定しています！ 出演時間は2月17日（金）22:00からで、ゲストはなんと黒柳徹子さん！
『松任谷由実のオールナイトニッポン』もよろしくお願いいたします！ 以上、箱崎みどりでした！
YUMING MUSEUM
2022年12月8日（木）～ 2023年2月26日（日）※会期中無休
開館時間 10:00～22:00（最終入館21:00）
▼東京シティビュー
〒106-0032東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口 徒歩3分（コンコースにて直結）
都営地下鉄大江戸線「六本木駅」3出口 徒歩6分
都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」7出口 徒歩9分
東京メトロ南北線「麻布十番駅」4出口 徒歩12分
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5出口 徒歩10分
