キャスターの辛坊治郎が3月20日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。開催中の第95回選抜高校野球大会で選手がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の「ペッパーミル(コショウひき)」ポーズをまねし、審判員から制止されたことを巡り、「主催新聞社はなぜ日本高校野球連盟(高野連)を批判しない」と苦言を呈した。
18日に開幕した選抜高校野球大会で東北高校(宮城)の選手がWBC日本代表の「ペッパーミル」ポーズをまねし、審判員から止められる一幕があった。高野連は「不要なパフォーマンスは慎むようお願いしてきた」などのコメントを発表している。
辛坊)この審判員の制止を支持、擁護する人たちの言い分では、「失策で出塁した際のマナーとしては、相手の失敗を喜ぶようなものだから、いかがなものか」となるのでしょう。私などからすると、「また、高野連かよ」という感じですね。
かつても似たようなことがたくさんありました。例えば「ガッツポーズは相手を侮辱する態度になるから駄目」などです。高野連は頭の固い人たちばかりですよ。問題なのは、そうしたことに最も敏感に反応しそうな、リベラルで自由なメディアであるはずの毎日新聞や朝日新聞が、高野連を批判しないことです。春の選抜大会は毎日新聞、夏の選手権大会は朝日新聞がそれぞれ主催ですから、高野連に批判的な記事を載せることは絶対にないでしょう。そうだとしても、「主催新聞社はなぜ高野連を批判しない」と私は強く思います。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)