キャスターの辛坊治郎が3月13日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグでテレビ中継された日本の全4試合の平均世帯視聴率が軒並み40%台前半~30%台後半を記録したことについて、「テレビ視聴率が低い時代の中で、WBCの盛り上がり方は尋常ではない」と指摘した。

画像を見る(全2枚) 【野球 WBC2023 1次ラウンド 侍ジャパン(野球日本代表)対オーストラリア】 1回 3点本塁打を放ち生還した大谷翔平はベンチ前でナインとタッチを交わす=東京ドーム 撮影日:2023年03月12日 写真提供:産経新聞社
辛坊)WBCの1次リーグで日本の全4試合はTBS系とテレビ朝日系で中継放送されました。4試合の平均世帯視聴率は、中国戦が関東地区41.9%、関西地区35.8%、韓国戦が関東地区44.4%、関西地区37.6%、チェコ戦が関東地区43.1%、関西地区38.6%、オーストラリア戦が関東地区43.2%、関西地区39.2%でした。WBCの平均世帯視聴率(関東地区)のトップはこれまで2006年の決勝(キューバ戦)の43.4%でしたが、今大会の韓国戦が抜きました。
WBCの歴代視聴率の1~5位のうち、2006年の決勝が2位に入っていますが、あとは全て今大会の試合です。テレビの視聴率そのものが低くなっている時代の中で、今回のWBCの盛り上がり方は尋常ではありません。