キャスターの辛坊治郎が3月22日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。アメリカのIT大手グーグルが、アメリカ新興企業オープンAIの「チャットGPT」などと対抗する形で、人工知能(AI)を使った対話型ソフト「Bard(バード)」の一般公開を始めたことを巡り、「今は使い物にならないが、そのうちアナウンサーの代わりを務めるようになる」と指摘した。
グーグルはAIを使った対話型ソフト「バード」の一般公開を始めた。まずアメリカとイギリスで利用できるようになる。グーグル幹部は「素晴らしい技術だが、自信満々に間違うこともある」と注意喚起もしている。今後は他の国にも拡大する予定で、アメリカ新興企業オープンAIの「チャットGPT」などとの競争が激しくなる。
辛坊)バード、チャットGPTは、コンピューターが勝手に文章を作ってくれるというものです。ちなみに、チャットGPTで私の名前や増山さやかアナウンサー、飯田浩司アナウンサーの名前を検索すると、相当ひどい間違いの文章が出てきます。今のところは、まだ使えないですね。飯田アナウンサーの年齢も実際より10歳くらい年上になってしまいます。今のところ、その程度の能力しかありません。
このチャットGPTをつくった企業に対抗する形で、大手のグーグルが似たようなバードをつくり、一般公開しました。これらは今は使い物にならなくても、あっという間に進化するでしょう。おそらく人間の書いた文章と区別がつかなくなると思いますよ。その次には、アナウンサーの代わりを務めるようになり、ニュース原稿を読み上げることもできるようになると思います。人間のアナウンサーのように、読み間違えたりすることもないでしょうね。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)