キャスターの辛坊治郎が3月28日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。アメリカ大リーグで今季から採用される、投球間に時間制限を設けた新ルール「ピッチクロック」が、「二刀流」の大谷翔平投手(エンゼルス)にも影響を及ぼす可能性が指摘されていることを巡り、「衆目のカウントダウンになり、その前でプレーせざるを得ない。そういう心理状態で、大谷投手の投球はどうなるのか」と不安視した。
辛坊)夕刊フジ、私が気になった記事が裏1面(最終面)に乗っています。大リーグの大谷翔平投手(エンゼルス)にもかかわる話です。まずは1面にもある見出しです。
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「二刀流 新ルールの壁」
~『夕刊フジ』2023年3月28日発行分(1面)より
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辛坊)裏1面の見出しです。
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「今季から新ルール 大谷『ピッチクロック』の壁
サイ・ヤング賞投手カーショーでも規定違反」~『夕刊フジ』2023年3月28日発行分(最終面)より
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辛坊)知らなかったです。どういうことなのでしょうか。リード部分を読んでみます。
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「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝き、大リーグのレギュラーシーズン開幕を控えたエンゼルス・大谷翔平投手(28)の前に新ルールの壁が立ちふさがっている。今季から新たに採用される投球間の時間制限。デジタルで表示される『ピッチクロック』のカウントダウンは、メジャーの一流投手たちも苦しめている。二刀流の大谷は新ルールの影響をマウンドと打席の両方で受けることになる。」
~『夕刊フジ』2023年3月28日発行分(最終面)より
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辛坊)本文を読んでみます。
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「今季から採用されるピッチクロックの規定では、投手はボールを受け取ってから、走者なしの場合は15秒、走者ありの場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。場内に設置されたタイマーがカウントダウンする中での投球となる。投球間の間合いを詰め、試合時間の短縮のために導入された。」
~『夕刊フジ』2023年3月28日発行分(最終面)より
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辛坊)既に、こんなケースがあったそうです。
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「6回2死走者なしの第3打席では、相手先発のクレイトン・カーショー投手(35)がカウント1―1からの3球目で規定違反を犯したと判定されてボールが宣告され、不満をあらわにする場面も。」
~『夕刊フジ』2023年3月28日発行分(最終面)より
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辛坊)規定時間を過ぎると、ボールを投げたのと同じ扱いになってしまうんですね。確かに、試合は早く進みますよ。しかし、衆目のカウントダウンになり、その前でプレーせざるを得ません。そういう心理状態で、大谷投手の投球はどうなるのでしょうね。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)