予備校って塾と何が違うの? ランパンプスが四谷学院に潜入して気になる実情を徹底調査!

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受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』

全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

予備校って塾と何が違うの? ランパンプスが四谷学院に潜入して気になる実情を徹底調査!

全国の受験生をお笑い芸人ランパンプスが応援隊長となって応援する『おうえんしナイト』。
今回は特別企画として、予備校として有名な四谷学院さんへ伺って、受験生が気になるその内情やシステムを徹底調査します!

予備校って塾と何が違うの? ランパンプスが四谷学院に潜入して気になる実情を徹底調査!

――さて、四谷学院、福岡天神校へやってまいりました。早速ですが、校内に入って教務部の野口智司(のぐちさとし)さんにお話しを聞きに行きましょう。

小林:初めまして。ランパンプスと申します。

野口:野口です。お願いします。

予備校って塾と何が違うの? ランパンプスが四谷学院に潜入して気になる実情を徹底調査!

寺内:よろしくお願いします。

小林:野口さんの役職とお仕事内容を教えていただけますか?

野口:四谷学院の教務部の職員になります。業務内容としては授業を担当したり、教材を作成したりしています。

小林:何の教科を担当されているんですか?

野口:化学と生物です。

寺内:おお! 僕も中高の理科の教員の免許持ってるんですよ! 理科教育学んでたんで、なんか嬉しい!

小林:先生をやりながら会社員の仕事もしているんですね!

野口:そうですね。受付の業務もありますし、生徒の進路指導や学習相談も担当してます。

小林:さっそくなんですけど、四谷学院さんの創立の経緯や、歴史などを聞かせていただけますか?

野口:私は入社して16年目になるんですけど――

寺内:えー! めちゃくちゃ若いですね!

野口:よく言われます(笑)。新卒で入ったので今37歳です。

寺内:20代に見えますよ。本当に若く見える!

野口:きゅっきゅっきゅ(笑)。

小林:え? 笑い方が「窓拭きの音」みたい! きゅきゅきゅって(笑)。

寺内:やめなさい(笑)。野口さんが笑いづらくなるじゃん!

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野口:初めて言われました、きゅっきゅっきゅ(笑)。

小林:いや、窓拭きか!

寺内:こら! 気になっちゃうから(笑)。

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野口:きゅっきゅっきゅ(笑)。

小林:まだ掃除が終わんねぇんだけど(笑)。きゅっきゅきゅっきゅって(笑)。

野口:きゅっきゅっきゅ(笑)。

小林:すいません(笑)。創立からお願いします(笑)。

野口:創立は昭和49年なので、間もなく50周年になるところなんですけれど、最初は「勉強が好きになる教材を開発しよう」っていう教材開発の会社から始まっているんです。

寺内:塾じゃなかったんだ!

野口:東大で初めてリスニング試験を導入した教授が、教材開発にも関わってくれて、テープの解説を聞きながら「どんな子でも勉強できるように」と、例えば高校生でも、中学一年生のレベルからやり直せるような、ちゃんと基礎から学び直していける教材を作ったんです。

寺内:無学年ってことですね。

野口:そうです。「この学年だからこれをやろう」ではなく、わかるところまで立ち帰って学習ができる教材でした。そこから始まって「せっかくなら教材だけじゃなく教えてもらいたい」という話も出てきていたので、個別指導の塾が平成元年に始まったんです。その後、大検(現高卒認定)を取りたいって子たちのために予備校を始めました。

予備校って塾と何が違うの? ランパンプスが四谷学院に潜入して気になる実情を徹底調査!

小林:塾と予備校の違いがわからないんですけど、どのような違いがあるんですか?

野口:昔はおそらく「浪人生が通うのが予備校」で「高校の補習をするのが塾」みたいなイメージがあったと思うんですけれども、今はそういう区別はないと思います。

寺内:対象はやっぱり高校生以上なんですか?

野口:予備校は高校生以上ですが、小中学生の生徒に対しては個別指導という形で受け入れをしています。

寺内:全国で全生徒、何人ぐらいいるんですか?

野口:正確な人数はお伝えできないですが、おかげさまで現在全国に31校舎あります。生徒数が多くなっても、四谷学院では一人ひとりをちゃんと指導できるような規模でやりたいというのがあるので、教室はここが一番大きいくらいの規模で授業をやっていますね。

寺内:それが有名な「55段階個別指導」のキモですね!

野口:55段階個別指導もそうですし、集団授業でも、そういう距離感でやりたいと思っています。

小林:野口さん……唐突なんですが……僕らのこと覚えてませんか?

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寺内:いや、そんな無粋な質問すんなよ!

小林:実は僕ら……元生徒なんです! 数年前に予備校ではなく、通信教育の方で四谷学院さんにお世話になってるんです。

野口:そうなんですか!

寺内:保育士講座を受講して、おかげさまで一発合格しました。

小林:8年前くらいですかね、僕ら、四谷学院さんに馬鹿なふりして「ちょっと手伝ってもらえませんか?」みたいなアポ取りに行ったんですよ。

寺内:教材買った後に「保育士免許を取る企画を始めたいんですけどご協力願えませんか?」って連絡したんです。

小林:それで実際に協力していただいたんです。

寺内:担当してくださった方は石澤さんという女性でした。

野口:ああ、通信事業部を運営している方ですね。

寺内:えー! 石澤さんお偉いさんになられたんですか?

野口:通信事業部を引っ張っているすごい人ですね。

寺内:……すごく優しい女性でした。

小林:亡くなったみたいに言うな!

野口:きゅっきゅっきゅ(笑)。

小林:ほら! 窓拭き始まっちゃったよ! その時に協力していただいたんで、僕らとしても四谷学院さんとはすごく縁を感じているんです。
寺内:石澤さんにお会いしたら、よろしくお伝えください。すごい支えてもらったんで。受験勉強のやり方とか、成績を見ていただいて「ここ弱いかもしれないから重点的にやってみましょう」みたいなアドバイスを頂いていたんですよ。予備校でもそういう指導はあるんですか?

野口:はい。学習の全体を55個の細かいステップに区切りながら「どこが弱いか」をちゃんと見つけていけるのが55段階個別指導の強みです。

小林:55段階個別指導って言葉は四谷学院さんのCMで聞くんですけど、他にもこだわっている特徴みたいなのってあるんですか?

野口:いろいろあるんですけれど、そもそも考え方というところで言うと「だれでも才能を持ってる」という教育の理念があります。そういう意味では、今現在の能力のスタートラインは関係ないと言いますか、たとえば大手さんですと「特待生制度」で最初から勉強が得意な子を集めて「合格何人出しました」みたいなことをするんですが、四谷学院ではそういうのに興味がないんですよね。

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寺内:かっけー!

野口:結局、どんな子でも皆さんが才能を持っています。その引き出し方や勉強のやり方が分かってないだけなので、それをちゃんと教えてあげて成長していけるような形を作っていきたいと思っています。

小林:四谷学院さんは日本の底上げしてるんですね。

野口:まさにその通りです。

寺内:ありがたい! 入学試験はあるんですか?

野口:入るための試験はないですね。ただ、入ってから科目ごとのクラス分けや、自分のレベルに合ったところに入るための試験はあります。

小林:どんな生徒に来てほしいというよりは、本当にやる気があれば誰でもって感じなんですか?

野口:大学に行きたいという意思があればどんな子でも大丈夫ですよ。今までわからなかったことがわかるようになれば、勉強も楽しくなって、そうすると自然とやる気も出てきますよね。高校を中退した子が東大に入ったり、私が受け持っていた生徒さんですと、私立の文系大学を1回卒業してから「やっぱり医学部に行きたいな」と理系を再受験しようということで、医学部に合格した生徒もいましたね。

寺内:卒業した後で? すごい!

小林:何年かかったんですか?

野口:その子は1年です。

寺内:えー!!  すごすぎる!

野口:彼は他の予備校では「2年計画」って言われてショックを受けて四谷学院に来たんです。

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小林:実際、学校ではなくて学習塾だと思うんですけど、教育というか「人として」みたいなところの育て方などはどう捉えているんですか?

野口:大学受験に限らず、人生支援じゃないですけれども、サポートはやらせていただいております。私も、よく生徒に言うんですけれども「自信を持てるようになってほしい」というのがあります。勉強のやり方が分かっていない生徒は「どうせやっても成績上がらないな」とか「もうこのぐらいの大学でいいかな」とか、半ば諦めてしまう子もいるんです。でも、そういう状態で社会に出てしまっても、自分に自信がないまま生きていくことになってしまうのが、もったいないと思うんです。

寺内:確かに!

野口:受験って「やればできる」という成功体験が非常に掴みやすいと思うんです。小さなことであれば「この問題が解けるようになった」といった小さな成功体験もあると思いますし「苦手な科目で偏差値が40しかなかったけど60まで伸びた」とか、そういう大きな成功体験もあるでしょうし、大学合格はもちろん一つのゴールではあるんですけど、そこに至るまでに、いろんな成功体験を積めるのが大学受験だと思うので、受験を通して「やればできるんだ」と自信を持てる状態を作っていきたいなというのは、私も、会社全体としても考えています。

寺内:細かくステップに分けるのも、成功体験を一個ずつ感じられるようにっていうことなんですね。

小林:野口さんが塾講師やっていて、嬉しい瞬間ってどういう時ですか?

野口:やはり最後の大学合格の瞬間ですかね。そこはやっぱり一番嬉しいですね。

小林:今年も嬉しかったですか?

野口:いっぱい嬉しいことがありました。

小林:泣きました?

野口:私はあんまり涙が出ない人間なので、泣いてはいなかったと思います。きゅっきゅっきゅ(笑)。

寺内:窓拭きを引き出すなよ(笑)。

小林:別に引き出してるわけじゃないよ(笑)。

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野口:生徒たちが泣く場面はたくさんあります。合格をして、すぐ電話かけてくれて、電話口で泣いてる子とかもいたりもしますし、そういうのを見ていると本当に一年間一緒にやってよかったなと思いますね。

寺内:受験となると、お世話になったのって学校よりも予備校なんですよ。僕も、学校行く回数減って冬期講習とかめっちゃ行って自習室とかで勉強をやってました。

小林:学校の先生のおかげで、あそこの大学受かったよって言う人よりは、ここの塾の講師のおかげで受かったよ、の方がよく聞くよね。一番バトルに携わってる人みたいな印象があります。

野口:そうですね。受験に向けての戦略というか、そういう面は長けていると思っています。

寺内:勉強以外のアドバイスもするんですか?

野口:特に私の場合は受験コンサルタントという肩書もあるので、普段の学習への取り組みもですけれど、やはり生活のリズムであるとか、時間の作り方とかの声かけもしています。

寺内:そこらへんがむしろ大事ですよね。

野口:私は寝る時間のことをよく言いますね。色んな考え方があるので、一概に言えないですけれど、やはり睡眠時間を削ると絶対集中力が切れると思っているので、6時間はちゃんと寝なさいという話はよくしてます。

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小林:野口さんは合格祈願に行くんですか?

野口:私はたまに行きますね。でも、毎年ちゃんと行くスタッフもいます。もちろん太宰府天満宮へ。

寺内:僕らも先ほど行ってきましたよ!

野口:ありがとうございます!

寺内:ありがとうございますって、太宰府の人じゃないじゃないですか(笑)。

野口:きゅっきゅっきゅ(笑)。

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小林:新しい受験シーズンが始まったばかりだと思うんですけど、頑張っている子達にメッセージをいただけますか?

野口:受験って一人きりでは絶対に無理だと思うんです。一番怖いのは自分ひとりで悩みを抱え込んでしまうこと。それは解決にはならないので、友達や学校の先生でも、予備校の先生でもいいので近くのいろんな人に相談をちゃんとして、解決策を見つけていってほしい。周りの人から言われると解決する悩みってたくさんあると思うので、絶対に一人で考えないで、周りの人をどんどん頼ってほしいということは伝えていきたいと思っています。当然、うちに通ってる子であれば我々を頼っていただきたいですね。

小林:ありがとうございました!

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――改めまして四谷学院の感想をお願いします。

小林:僕は高校生の時に塾に通ってなかったので、イメージができてなかったんですけど、実際、勉強している教室の隣とか歩かせてもらって、ちらっと中を見たときに、若い子の熱量と真面目さを感じ取れましたね。それに対する野口さんの冷静沈着で「熱くなりませんよ」っていう雰囲気の中に、情熱があるんだろうなっていうのがヒシヒシ伝わってきたんで、安心して通える予備校なんだろうなって感じましたね。

寺内:あれだけ面倒見てもらえるなら自分の子どもにも通って欲しいよね。あと、僕がお世話になった石澤先生が今ではもう通信教育界のドンになられているのが嬉しかったです。

小林:四谷学院の上の方にいらっしゃいますけど、そんなんじゃないよ!

寺内:きゅっきゅっきゅ(笑)。

小林:野口さんの窓ふきで笑うな! まだ汚いのか、お前んちの窓は! もう窓掃除しなくていいんだよ!

寺内:窓掃除するとか言うなよ! 失礼だな!

小林:失礼じゃないよ。だって「窓拭きみたいな笑い声」の掲載許可取れてるからね(笑)!

寺内:でも本当に優しい人でしたよね。「どんなことも相談しておいで」って言ってましたもんね。事務職もやりながら教壇にも立って。僕もちょっと行き詰ったら野口さんに相談しようかなって思います。

小林:ダメですね。急に行って悩み相談させてくださいって来たら、びっくりしてめちゃくちゃ窓掃除しちゃうよ(笑)。

寺内:綺麗になるからいいじゃん(笑)。

 

さて、『おうえんしナイト』、福岡県の旅は、太宰府天満宮、女子大、予備校と盛りだくさんの情報をお届けしました。受験生に少しでもお役に立てたら幸いです。他にも行ってほしい合格祈願スポットや、大学があれば、リクエストお待ちしています。あなたの街にもランパンプスが来るかも!?

 

予備校って塾と何が違うの? ランパンプスが四谷学院に潜入して気になる実情を徹底調査!

<四谷学院 福岡天神校>
住所:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2-1-24四谷学院ビル
HP:https://www.yotsuyagakuin.com

 

 

『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。

おうえんしナイト

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