eスポーツ科にVチューバー科にメタバース科?! 新潟コンピュータ専門学校にランパンプスが潜入!!

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受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』

全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

eスポーツ科にVチューバー科にメタバース科?! 新潟コンピュータ専門学校にランパンプスが潜入!!

受験生を応援するため全国各地を飛び回る『おうえんしナイト』!

今回は特別企画として、受験生の進路の一つである「専門学校」とはどんなところかをお届けするレポートになります。気になる学生生活やその後の進路を聞くため、新潟県新潟市の「新潟コンピュータ専門学校」にやってきました。通ったことのない人は意外と知らない専門学校の実態をランパンプスが徹底調査!

eスポーツ科にVチューバー科にメタバース科?! 新潟コンピュータ専門学校にランパンプスが潜入!!

新潟を応援するVTuber「笑主(えぬし)しぃ」と小林

――新潟コンピュータ専門学校にやってきました。今回は初の「専門学校」ということで学校の担当者の方と、学生のインタビュー2本立てでお送りしますので、ランパンプスのお二人、よろしくお願いいたします。早速ですが、校内に入って教務部長の山中裕介(やまなかゆうすけ)さんにお話しを聞きに行きましょう。

小林:吉本興業所属のランパンプスと申します。よろしくお願いいたします。

山中:山中です。よろしくお願いします。

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小林:まずは新潟コンピュータ専門学校さんについて概要を教えていただけますか?

山中:IT、プログラミング、CG、映像編集まで、パソコンに関わる全てのお仕事に就くための授業を学んでいく学校になります。

寺内:幅広いですね。

小林:来るときにeスポーツの看板を見かけたんですけど、あれは何ですか?

山中:「eスポーツ科」という学科がありまして、プロのeスポーツ選手が講師をする授業があったり、学生たちがeスポーツイベントに参加する実践的な授業をしています。

寺内:へー! ちなみにeスポーツ科の必修科目ってどんなものがあるんですか?

山中:選択授業になっているんですが、eスポーツに関すること全般ですね。あと、今はeスポーツの選手も選手をしながら他の仕事をされている方って結構多いんですよ。なので、IT業界への就職を目指しながらeスポーツの選手を目指せるような授業を行っています。

寺内:なるほど。それじゃIT業界に就職できるような基礎も学ぶんですね。

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小林:eスポーツと言っても、色んなゲームがあるじゃないですか? それってどうやって選択するんですか?

山中:まずは基礎を学びながら、行きたいジャンルや「こことの契約を目指したい」という希望に合わせてコーチが指導するような形になっています。中には初めから得意なものや興味があるものが決まっている人もいますが、当校は「0」からの入学者が多いので、学びながら、自分の得意なことを見定めて、決めていくという流れですね。

寺内:プログラミングや情報の基礎を学ぶっていう学科はありそうだけど、eスポーツ科ってほかの学校にもあるんですか?

山中:最近は全国でも増えてます。ですが、当校にあるVチューバーコースや、来年から始まるメタバースコースは非常に少ないですね。Vチューバーに興味がある人は「中の人」を目指したい人が多いと思うんですけど、当校の場合は「中の人」よりは開発や、企画運営とかそっち方向を目指す方が多いです。ですので、eスポーツ科も、そういった意味では選手以外のところの運営や企画、配信、実況などのストリーマーを目指すことができます。そのことが「選手になる」以外のところでのセーフティネットというか、就職に繋がる学びになっています。

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小林:そもそもなんですが「専門学校」って具体的にどんな学校なんですか?

山中:よく「大学と何が違うんですか?」って質問をいただくんですが、専門学校は「職業訓練校」なので、授業の8割が実習なんです。大学だと専門的な分野でも教養課程で2年間、座学があったりするじゃないですか? ですが、うちは専門学校なので入学してからeスポーツやメタバースに関することを実践的に行います。なので「いわゆる勉強」っていうよりも、腕に技術をつけるっていうところが専門学校の特徴ですね。

小林:新潟コンピュータ専門学校の歴史を聞かせていただけますか?

山中:1985年に開校して、今年でもう38年目になります。

寺内:えー! 38年前はまだコンピュータって一般的じゃないですよね?

山中:そうですね。1985年はNTTの携帯電話の肩掛けの「ショルダーホン」が出た年だったりとか、ファミコンのスーパーマリオが出た年だったり、世の中的に新しい技術がどんどん出始めた時期になります。

小林:なるほど、それで「これだ!」と。

山中:私が学校を作ったわけではないですが(笑)。

寺内:その時代にコンピュータの学校を作って、今も続いてらっしゃるんですね。凄いなー。

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小林:卒業生の就職先はどうなっているんですか?

山中:IT系やゲーム業界、CG業界の企業に就職される学生が多いですね。開校当時と比べると今は職種の幅がものすごく広くなっています。今後はライヴイベントのVR等のメタバース関係も増えていくと思います。なので、就職先を一言でいうとしたら「パソコンに関連するあらゆるところ」になります。

寺内:パソコンの技術は一般企業でも必須の能力になっていますしね。社会人の方とかも通われたりするんですか?

山中:やはり高校生からが多いんですけど、大学を出てからもう一度入り直したりとか、社会人になったけれど、やりたいことがあって……という方も結構多いですね。

寺内:学生の男女比はどうなっているんですか?

山中:男女比は学科によってばらつきはあるんですが、全体で言うと、今は7対3から6対4ぐらいで男子が多いですね。

小林:女性がそんなにいるんだ! 工業高校みたいなイメージがありました。

山中:かつてはそういう時期もあったんですけど、今はデザインとかCGの分野で女子も増えてますね。まあ、学科によっては「男が多い」みたいな学科もやっぱりありますけど。

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小林:どんな人材を育てていきたいのかをお伺いできますか?

山中:そうですね、例えば、今年の春に、カプコンにゲームグラフィッカーとして内定した学生がいるんです。その学生も、モンスターハンターが好きで、そういうのを作る人になりたいと言って入学して、今度は自分がそうだったように、自分が作ったものを通して、他の誰かにゲームに興味を持ってもらいたいっていう想いがあるんです。夢を与えるって言うと大げさかもしれませんが、そういったジャンルで活躍する人たちがどんどん出てほしいと思っています。

寺内:モンスターハンターの肉の焼き加減とか、どんどん綺麗になるかもしれないですね(笑)。

小林:知識が薄いんだよ(笑)。

寺内:ちなみに学科はどれくらいあるんですか?

山中:14学科、50コースになります。

寺内:えー(笑)!?

小林:半端ないな!

寺内:専門学校は2年制ですよね?

山中:実は「大学併修」という専門学校でIT等の検定資格を取りつつ、提携している大学の単位を取って大卒の資格を取ることができるという制度で、最大で4年間学ぶ学生もいます。

小林:それいいなあ! 受験はどういった形で行うのですか?

山中:大学は偏差値や筆記試験での能力判定だと思いますが、専門学校は最初に話したように職業訓練校という位置づけですので「働きたい」「その技術を学びたい」という人のための学校です。なので筆記試験はなく、面接等で「人となりを見て」ということになります。

小林:倍率はどれくらいなんですか?

山中:基本的には定員に達しなければ受け入れています。なので、勉強は苦手なんだけど「こういうことやりたい」があれば来ていただきたい。うちは「やりたい」がいっぱいある学校なので。

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寺内:僕、初めて見た言葉なんですけど「職業実践専門課程認定校」ってなんですか?

山中:すごく良いとこ聞いてくださってありがとうございます(笑)。「実践的なこと、実際、企業が求めていることを学んでください」っていうようなことが職業実践専門課程なんですけど、新潟コンピュータ専門学校には各学科コースごとで連携している企業があるんです。

寺内:各学科ごとに?! すごい!

小林:優秀な人はその会社にそのままいっちゃうとかもあるんですか?

山中:スカウトもあります。他にも企業連携の一環として、全国の専門学校で、恐らく初めて学校内に5Gの基地局を入れました。

寺内:えー! 都内でも繋がらないのに! 言われてみれば刺激強いなと思ったんだよ!

小林:5Gは肌で感じるものじゃないから(笑)。

山中:その結果、NTTドコモさんとも教育連携をして、新潟市と一緒に実証実験を行ったりもしています。

寺内:情報ITの最たる企業ですもんね。

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小林:最後になんですけども、今頑張っている受験生に一言お願いします。

山中:本当に「0」からスタートでOKの学校ですので「できるかわかんないな」とか「ちょっと興味があるんだけど何していいかわからない」って人は、是非、当校のオープンキャンパスに来てもらって、自分の好きなことを見つけて欲しいです。そして、諦めずに「やりたい」をこの学校で叶えてほしいです。

寺内:僕がもし高校生だったら、検索してこの学校がヒットしてると思う!

小林:僕もゲームしかやってなかったから聞いているだけでウキウキしちゃう。ありがとうございました。

山中:こちらこそ、ありがとうございました。それではインタビューしていただく学生がいる「eスポーツスタジアム」という施設に移動してください。

寺内:eスポーツスタジアム?! なんだそれ!

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大会の雰囲気が再現されている「eスポーツスタジアム」

寺内:吉本興業の芸人のランパンプスと申します。お願いします。

小林:それでは早速ですがお名前を伺ってよろしいですか?

長嶋:eスポーツ科プロゲーマーコース、二年の長嶋慧太(ながしまけいた)です。お願いします。

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寺内:出た! eスポーツ科だ! やっぱゲームが元々好きだったの?

長嶋:はい。もともとゲームが好きで、ゲーム関係の専門学校に行きたいなあと思って調べてたんですけど、「ゲームを作るところ」ばかりだったんですよ。でも、新潟コンピュータ専門学校に「eスポーツ科」があるって言うのを知って「やっぱ作るよりやりたいな」と思って入学しました。

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小林:eスポーツではどのゲームをやってるんですか?

長嶋:フォートナイトというゲームです。ちょこちょこ大会も出ていますけど、そんなに成績は良くないですね(笑)。

小林:eスポーツ科は何をする学科なの? ゲームをするの? ゲームを教わるの?

長嶋:例えばエーペックスのゲームだったら、そのゲームのプロの方に来ていただいて諸々を教わっています。

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小林:長嶋君はフォートナイト以外もなんかやったりするんですか?

長嶋:自分は基本的にはフォートナイトだけなんですけど、最近、友達とエーペックスをたまにやったりしてますね。

寺内:戦うやつが好きなんだ!

長嶋:はい。中学の頃に友達に誘われて、それまで触ったことなかったんですけど、やってみたらめちゃめちゃ面白くて。

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小林:将来の夢とか展望みたいなのってあるの?

長嶋:まだ配信活動はしていないんですけど、在学中には始めて、そこで有名になれたらプロゲーミングチームとか入ったりして、大会で実績を残せたらいいなと思ってます。

寺内:プロゲーミングチームに入るきっかけは配信が多いの?

長嶋:基本は大会で実績を残すことがきっかけになると思いますが、配信からなられる方もいますね。

小林:ストリーマーになるための動画の作り方や配信の仕方も学んだりするんだよね?

長嶋:今年から勉強させてもらいます。

寺内:なるほど。配信のやり方とか調べれば出てくるかもしれないけど、それだけじゃ不安だもんね。

小林:吉本興業にもゲームのチームがあって、僕もゲーム配信してるんですけど、そこにプロの方がいて、その人が色々教えてくれた。マジで教えてくれる人いないと配信できないよ!

長嶋:学校にも配信者の先生がいて、すでに配信している学生は教えてもらいながらやってますね。

小林:いや、なんかさ、今までの『おうえんしナイト』でやってきたインタビューの中で、一番、どういう世界なのか知識がなくて、何を質問していいかわからない(笑)。

寺内:僕は逆にわからなすぎて聞きたいことがたくさんあるよ。例えば、eスポーツ選手って何歳ぐらいまでいるんですか? とか。50歳のeスポーツ選手とか想像できなくない?

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長嶋:ゲームにもよるんですけど、フォートナイトは比較的、若い人が強いですね。

寺内:20代とか?

小林:いやいや、若い人は中学生とかも多いよ。反射神経がモノを言う世界だからね。

寺内:すごいね。じゃあ、若い世代が大会で活躍したりしてるんだ!

長嶋:最近も、アジアの一番大きい大会で1位取ったペアの一人は中学生でしたよ。

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小林:長嶋君は受験は面接だったんですか?

長嶋:そうですね。ちょっと質問もらって、それに応えるぐらいの面談的な形でした。

寺内:この学校に決めた理由はあるんですか?

長嶋:やっぱりeスポーツ科があるっていうのが一番大きかったですけど、高校が電子関係の学校だったんで、コンピュータ系とか調べたら、このスタジアムの画像が出てきて即決しました(笑)。

小林:僕も高校生の時にこんなスタジアム見たら「かっけー! いきてー!」だよ(笑)。見た目もマジ重要だよね。

寺内:確かに! スタジアムに入ってきたとき、長嶋君がそこに座ってたじゃん! そのとき「ラスボス」みたいに「待ってたよ」って感じに座ってたから学生だと思わなかったもん。

小林:若いから学生だと思うよ(笑)。もしも、高校生の進路に迷っている自分に会えたとしたら、どんなアドバイスをする?

長嶋:そうですね。先生方も色んな人がいて、色んなことが学べるし、設備も最高だし、面白いことしかないので、迷わなくていいぞ! って伝えたいです。

小林:素晴らしいね!

寺内:素晴らしい設備に、やりたいことができる学校! これからも頑張ってください!

小林:今日はありがとうございました。

長嶋:ありがとうございました。

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――さて、それでは新潟コンピュータ専門学校ではお話を聞いてみていかがでしたか?

小林:専門学校のイメージが変わりましたね。「すげー新しいことしてんな」って思いました。僕が高校生ぐらいのときの専門学校のイメージって時間を潰してる奴らが行くみたいな感じだったんですよ。

寺内:そうそう。大学ほど勉強したくないけど、なんか……みたいな。もしくは美容師とか調理師と資格取得する学校のイメージでした。

小林:でも新潟コンピュータ専門学校は方向性は決まっているけど、入ってからも選択肢があって「こういう専門学校もあるんだ」ってすごい発見でしたね。4年間学んで大卒資格を取れるコースがあったりとか、高校生の時に知っておきたかったかも。そしたら自分の幅が広がったのかな、と。

寺内:設備もすごいしね。パソコンの量、スペックもすごいから、一人で揃えるのは大変だもん。eスポーツをやってみたいって人にはぴったりの場所だよね。。学生さんたちも本当楽しそうだったし。それにさ、学校に通わずに家でリモートでゲームしてるっていうのが学生生活になってて、しかもコーチングもしてもらえるって10年前じゃ想像できなかったよね!?

小林:長嶋君にも是非、ストリーマーとして、いずれはプロゲーマーとして活躍してほしい!

 

さて、『おうえんしナイト』、新潟県の旅は、受験生の皆様に役に立つ情報をお届けできたでしょうか? 他にも行ってほしい合格祈願スポットや、大学があればリクエストしてください! もしかしたらランパンプスがあなたの町にも来るかも!?

次回は、福岡県の合格祈願スポットの情報をお届けします。ご期待ください。

 

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<学校法人 国際総合学園 新潟コンピュータ専門学校>
住所:〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通7番町935 NSGスクエア 7F
HP:https://www.ncc-net.ac.jp

 

 

『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。

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おうえんしナイト

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この企画は、全国の受験生を応援するために、受験や、教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していきます。

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