受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。
全国の受験生をお笑い芸人ランパンプスが応援隊長となって応援する『おうえんしナイト』!
今回も奈良県奈良市にある帝塚山大学からお送りいたします。前回は大学紹介や学食のレポートをさせていただきましたが、今回は、昨年、受験を終えたばかりの大学一年生の二人とランパンプスの座談会の様子をお届けいたします!
小林:さて、それでは自己紹介からお願いします。
山本:法学部法学科一年の山本幹太(やまもとかんた)です。
岡谷:岡谷愛莉(おかざきあいり)と申します。教育学部こども教育学科一年です。
寺内:お二人は何て呼ばれてるんですか?
山本:僕は「幹太」って呼ばれてます。
寺内:「幹太」は呼ばれやすそうだよね。それじゃ今日は「幹太君」って呼ばせてもらいますね。
岡谷:私も「愛莉」って呼ばれてます。
小林:それじゃ、こちらも「愛莉ちゃん」でいくしかないですね(笑)。さて、それではまず帝塚山大学を志望した理由を聞かせてください。
岡谷:私は幼稚園の先生を目指してるんですけど、そのためには幼稚園教諭と保育士の2つの資格が必要なんです。帝塚山大学だと、さらにもう一つ、小学校の教師の資格も取れるカリキュラムだというのを聞いて、3つの資格が取れることが魅力的に感じたことと、資格取得のサポート制度が充実していて、学部問わず簿記資格とかファイナンシャルプランナーとか、プログラミング、秘書検定など社会で使える資格の取得をサポートしてくれるって聞いて「ここしかない!」と思って決めました。
寺内:すごい! 大学の中にユーキャンがあるみたいなことだ!
山本:僕は将来、警察官になりたいと思っていて、それで「実学の帝塚山」と言われるぐらい実務の講座が充実しているこの大学に決めました。近畿圏の警察の方が課外講座で来てくれたり、普段の授業内でも奈良県警の現役の警察官が話をしてくれたりするんですよ。現役の警察官の話を直接聞けるのは帝塚山大学しかなかったのと、あまり大規模な大学でないこともポイントでした。ゼミが少人数だと、先生との距離も近くなって質問がしやすいでしょう? それと、帝塚山大学には高校の担任みたいな、アドバイザー制度というのもあってわからないことがあれば、アドバイザーの先生に聞くことができるのが魅力でしたね。実際に一年生の前期、後期で「どういう授業を取ろうかな」って迷った時に、アドバイザーの先生に相談して「将来警察官になりたいなら、こういう資格を取っていたらいい」とサポートをしてもらえました。そういった手厚いサポートについても、オープンキャンパスに来た時に聞いていたので、帝塚山大学に決めました。
寺内:高校生のときに「ゼミの人数少ないから先生と密に接することができるな」って思ったの? すごい! 僕は大学でどんだけモテるかしか考えられなかったよ(笑)。
小林:幹太君……本当は25歳でしょ(笑)?
寺内:いつから警察官になりたいと思ってたの?
山本:最初は「人の役に立てる仕事」っていうざっくりとした目標だったんですけど、いろんな仕事を考えてみたら、警察官って身近にいる存在じゃないですか? 消防士とかは呼ばないと来てもらえないけど警察官は街で困ったときにすぐに駆けつけられるので「頼りになるのは警察官だな」と中学生の頃からそういう発想になったのでそこからは警察官の一択でした。
寺内:幹太君ってもしかして、お母さんと正義感に育てられた(笑)?
小林:人間とジャスティスのハーフ(笑)。
寺内:奈良県警の人がお話しに来てくれるっていうのはどんな授業なの?
山本:「警察実務」という授業があるんですけど、奈良県警の本部長が来られたり、生活安全部や警備部の各部署のお偉いさん方が来てくださって、その部署ならではの話が聞くことができます。警察OBの方が大学の先生になっていたり、そういう方が定期的に来られる大学は他にもあるんですけど、現役の警察官が来てくれる大学はすごい稀だったんですよ。
寺内:二人とも明確にやりたいこととか、ビジョンがあって入学したんだね。
小林:警察官を目指すってことは柔道とかやってるってこと?
山本:柔道は今年から始めようかなと思ってます。
小林:そうだよね。やんないとだよね。愛莉ちゃんはこれからやってみたいこととかありますか?
岡谷:保育園でアルバイトしてみたかったんですけど、資格を持っていないとできないところがほとんどだったんです。だから親戚に子供がいっぱいいるんで、一緒に遊んでる時に大学で教えてもらったことを生かすようにしています。子どもが習った行動をしたりすると、それを見て「これや!」みたいな発見があります(笑)。
寺内:習った行動を子供がやっているとなんか嬉しいよね(笑)。実は僕、保育士資格と小中高の教員免許全部持ってるんですよ。
岡谷:え! すごっ!
寺内:保育士は数年前に勉強して受けて学校通わずに独学で取ったんです。
小林:それで東京都の待機児童対策を仕事でやらせてもらって、僕も「子育て支援員」という資格を取って、5日間ぐらい保育園で働きました。それがね……すっごい怖かった! やっぱりちゃんと資格持ってないと、難しいんだなって痛感しました。
寺内:今は「こども園」も多いから幼保どっちも持ってたほうが良いよね。帝塚山系列の幼稚園に実習に行ったりするの?
岡谷:系列の帝塚山幼稚園と小学校が学園前キャンパスの同じ敷地内にあるので、どちらにも実習に行く機会があります。一年生のときに授業の中で「基礎演習」というのがあるんですけど、実際に見学に行って、発見したこととかを発表するんです。
寺内:へえ! それはこの大学選ぶね!
小林:お二人はどんな入試方法で帝塚山大学に入ったの?
山本:僕はエントリーシートと面接の「総合型選抜」で入りました。30分ぐらいの面接を受けました。
小林:さっきの熱い話をしたらそりゃ受かるよね!
寺内:僕だったら幹太君の目を見ただけで合格にしそうだもん。
小林:僕は目を見てるだけで手をこうしそうだもん!
寺内:捕まってんじゃん(笑)!
岡谷:私は指定校推薦です。幼稚園の先生になるっていうのは将来の夢だったのですが、もともとは違う大学を志望してたんです。でも、オープンキャンパスに来て、その日に志望校を帝塚山大学に変えたんです。
寺内:やっぱりオープンキャンパスって重要なんだね。
小林:そうなると、入試に向けての受験勉強というよりは、普段の学校のテストを頑張ったと思うんですけど「こうやって私は勉強してました」みたいなことはありますか?
岡谷:定期試験の一週間前に教科の時間割や範囲が発表されると思うんですけど、私はなるべく二週間、三週間前に、今までの授業のノート見たり、教科書見たりして「ここ出るやろ?」って教科ごとの先生の傾向を踏まえて対策していました。
寺内:それは当たるの?
岡谷:めっちゃ外れるときもあります(笑)。
寺内:(笑)。でも、事前の準備を早めにやることが重要だよ、ってことだよね。
山本:僕は部活が忙しかったんですが、高校一年生の頃から塾に行っていました。一人だと勉強できないので。塾にはハイレベルな人がいっぱいいたんで、負けないように頑張りました。
小林:何の部活やられたんですか?
山本:野球をずっとやってました。テスト前以外は練習も長くて忙しかったんで、テスト前の一週間は勉強に専念してましたね。
寺内:今も野球をやってるの?
山本:軟式野球をやってます。
小林:二人の出身は奈良県なの?
山本:僕は大阪でも兵庫県のほうで1時間45分くらいかけて通ってます。
小林:えー、それなのにわざわざ今日来てくれたの? ありがとうね!
岡谷:私も大阪なんですけど、車だったら30分の距離なんですが、電車では1時間20分ぐらいかかるんです
寺内:本当にごめんね。 ワッフルで許して(笑)! 愛莉ちゃんは部活とかやってるんですか?
岡谷:私も軟式野球部なんです。
寺内:一緒なの? ポジションは?
岡谷:私はセカンドです。
山本:ちなみに僕はショートです。
小林:センターライン固めてんじゃん! ゲッツーで連携とかするの?
山本:それが全然相性が合わないんです(笑)。
寺内:(笑)。でも、同じ部活の同級生なんだ! 僕らも草野球やるんだよ。僕はキャッチャーをしていて、 芸人同士でバーッて集まって17人ぐらい集まるんだけど「一人足りない」とかがあるから、そんなときは、表裏7回合計14回キャッチャーとかやるの(笑)。もう足がパンパン(笑)。
岡谷:すごい(笑)。
小林:受験生だったころ、願掛けをしたり、神社に行ったりとかはしましたか?
岡谷:私は願掛けとかをめっちゃ信じるタイプなんです。なので家の近くの「勝尾寺」という神社に行きました!
寺内:え?! 勝尾寺?! 『おうえんしナイト』で行ったよ! あの「Apple Watchを使っている」でお馴染みの福住職がいる勝尾寺でしょ?
小林:副住職知ってる人いないのよ(笑)。
寺内:そうなの? でも、本当に広くて綺麗なところですよね。
小林:まさかこんな共通点があると思わなかった。良かったら勝尾寺の記事読んでみてよ。幹太君は?
山本:僕はそういうのはあんまり信じないタイプだったので、特に受験に向けて何か、とかはあんまりしてなかったですね。
寺内:進路は早めに決まったんだっけ?
山本:最初は「公募校推薦」で特待生を狙うためにめっちゃ勉強してたんですけど、部活の監督から「総合型選抜で受験を早く終わらせて他にやるべきことをやるほうがよい」と聞いて、総合型選抜に変更したんです。だから、10月ぐらいには受験が終わってました。
寺内:だったら10月からパラダイスじゃん!
山本:でも、受験が終わったらすぐに部活の練習に戻って野球を続けてました。国公立を目指してる人たちもいたので、周りの視線が気になって「遊んでる」っていうイメージを持たれたくなかったので、朝7時には学校に行ってたんです。
小林:なんでなんでなんで(笑)? だって同級生なんてもう会わないんだよ?
山本:学校に着いたら、まずは7時40分まで勉強してました。大学も遠いのがわかってたんで、早起きの練習だと思ってやってましたね。
小林:なんでそんなことするんだよ!
山本:そこから後輩の朝練に付き合ってから授業を受けて、放課後も部活行って、テスト前はそのあと塾に行って勉強してました。なので進路が決まってからも遊ぶとかもあんまりなかったですね。
小林:遊べよー!
小林:高校生の時と今実際に入学してみて印象変わったなって思うことありますか?
山本:大学は「勉強だけで精一杯なんだろう」と思ってたんです。しかも、行き帰りの往復だけで3時間も掛かっちゃうんで、しんどいのかなと心配だったんですが、勉強もやりつつ、他のことも結構できたりしています。だから、高校ではできなかったことを大学に入ってからどんどんチャレンジしていますね。
小林:どういうことやってるの?
山本:オープンキャンパスのスタッフをやったり、あとは高校生のころはバイトしてなかったんですけど、今はホテルのウェイターと回転寿司の二つを掛け持ちしてます。
小林:君はいつ休んでるんだ! 家で寝てなさい(笑)!
寺内:でもさ、通学のときはさすがに寝てるでしょ? いや、むしろ寝てて!
山本:バイトもたくさん入っているんで、移動時間は課題をしてます(笑)。
寺内:なんで寝ないんだよ! 大学も幹太に課題を出すなよ! 真面目にやっちゃうんだから!
小林:それで、次は何をやるんだよ!
山本:柔道と、あとはMOSというPCスキルに関する資格を大学の資格支援制度を使って取ってみようと思ってます。
小林:分身の術使わないと無理だって!
岡谷:大学って授業によってメンバーが変わるから、クラスメイトと仲が深められないんじゃないかと思っていました。でも実際は10人単位の少人数クラスもあってクラスごとに授業が全部一緒で、しかも4年間同じメンバーなんです。むしろ高校のときよりもクラスメイトと密な関係を築けていけるんだって感じています。
小林:それでは最後にWBCについて一言いただけますか?
寺内:なんでだよ(笑)!
岡谷:実は野球は一回も見たことないんですよ(笑)。家が「サッカー一家」だったので。
寺内:それで軟式野球でセカンドやってるの?
小林:なんか変な女(笑)。
岡谷:(笑)。
山本:僕も時間がなくてWBC見れてないんです。だから携帯ニュースの速報的なことしか知らなくて、ダルビッシュが自家用ジェットで来たとか、変な知識だけは入ってるんですけど(笑)。
寺内:もう幹太に課題出すなよ!
小林:意外と盛り上がるトークだったね(笑)。それでは本当に最後です。今頑張っている受験生に向けて一言お願いします。
山本: 僕は高一の頃からオープンキャンパスに行ってたんですけど、オープンキャンパスで在校生のスタッフから色々な話を聞けて、パンフレットだけではわからないことをたくさん知ることができました。だから、いろいろな比較ができるので、どの大学でも、在校生とぜひ話してみてください。
寺内:オープンキャンパスでは自分から在校生に話しかけたの?
山本:キャンパスツアーに参加すると、必然的に話す機会がありましたね。在学生と話せるコーナーも設けられているので、じっくり話したいなら、そういうのに参加してもいいと思います。
寺内:一年生で参加する人って珍しいよね。でもその方が目標が具体的になって良いかも!
小林:愛莉ちゃんもお願いします。
岡谷:受験って個人戦って言われてるけど、一人だと「もう今日はいいや。明日にしよう」って誘惑に負けてしまいそうになることがありますよね。でも、周りに友達がいると「友達も勉強してるからやろう」って思えるし、受験本番は個人戦だけどそれ以外はグループでやるほうが私はモチベーションが上がったので、一人で自分を追い込むのでなく、友達とお互いを頼りにしながらがんばるのもいいと思います。
寺内:確かに! 一人じゃ切羽詰まる時もあるからね。
小林:どっちもしっかりした考えを持ってるけど……野球も見ような(笑)。
寺内:サッカー一家と忙しすぎてテレビ見れない野球部の二人だからね(笑)。
小林:今日は二人とも本当にありがとうございました。
――さて、帝塚山大学の学生お二人と話していかがでしたか?
小林:「 本当に十代?」っていうくらい意識の高い学生さんでしたね。本物の警察官と幼稚園教諭にしか見えなかった(笑)。二人ともやりたいことに対してまっすぐ向かってる感じが、見ていて気持ちがよかったですね。今、受験勉強してる子たちもね「私たちには希望があるんだ!」と楽しみに向かって受験勉強して欲しいなって思いました。
寺内:二人ともちゃんと目的をもって大学に入ってきてる子たちだったからね。受け答えも落ち着いてたし……ただ心配だよ……幹太君が! だって、バイト2つ掛け持ちしてさ、軟式野球やってさ、毎日3時間の往復の中で課題もやってさ、今年から柔道も始めようとしてんのよ。パンクしちゃうよ! 大好きな野球見れてないんだよ。 ダルビッシュが自家用ジェットできたってことしか知らないんだもん。泣けてくる(笑)。
小林:寺内さん、実はね、本当は幹太君なんて子はいないんだよ?
寺内:(笑)。できすぎる架空のキャラじゃないよ。目の前にいたんだよ! 小林さんだって自然と幹太君に自分から捕まりにいってたじゃん(笑)。
小林:彼、警察の服着て、後ろにボックスついた白い自転車で来てたよね?
寺内:普通にダウン着て、歩いて帰ってたよ!
さて、『おうえんしナイト』、奈良県の旅では、桜井市の安倍文殊院と奈良市の帝塚山大学にお邪魔しました。役に立つ情報をお届けできたでしょうか? 他にも行ってほしい合格祈願スポットや、大学があればリクエストをお願いします! ランパンプスがあなたの町にも来るかも!?
次回の『おうえんしナイト・受験勉強虎の巻』! ランパンプス小林さんが資格試験に挑戦するためのチャレンジ企画です。愉快(?)な勉強法を実践しますのでお楽しみに!
<帝塚山大学 東生駒キャンパス>
住所:〒631-8501 奈良市帝塚山7-1-1
HP:https://www.tezukayama-u.ac.jp
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