6月4日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、漫画『ゴルゴ13』スピンオフシリーズ第2弾『Gの遺伝子 少女ファネット』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『Gの遺伝子 少女ファネット』をピックアップ。この作品は、故さいとう・たかをの意志を継いだプロダクションスタッフによる完全新作。類い希な身体能力を持ち射撃の腕はオリンピック級、そして"Gの遺伝子"が宿っている……という、少女・ファネットを主人公とした作品となっている。
今回は吉田が、バーチャルシンガーのヰ世界情緒をゲストに迎え、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「ハリウッドよりも圧倒的に早い国際最新情勢漫画」。
『ゴルゴ13』がなぜ208巻も続いているかっていうと、そのときの最先端の話題を常に取り込み続けているからで。実際のニュースよりも先だったりすることもあって、実はコロナじゃないけど、世界中でパンデミックが起こるストーリーとかも『ゴルゴ13』にはあるんですよ。今回の『Gの遺伝子 少女ファネット』も、本当にすごいなと思うんですけど。今、ロシアとウクライナの戦争やってるじゃないですか。昔ロシアと関係が深くて、今は対立しているジョージアっていう国があるのね?なんと、今回舞台がジョージアだったりするんですよ。そこに、ロシアとウクライナの情報が全部絡んできての、超ハードボイルドストーリーがそこにあるんですよ。ぶっちゃけ、どんな映像作品とかよりも早いので、何よりも勉強になります。
ヰ世界:へぇ~!
吉田:おすすめポイントその2は「主人公が“スーパー女子中学生”」。
このファネットちゃんは、フランスの中学生なんです。ただ、射撃がオリンピック級に強くて、頭脳明晰で何カ国語も喋れて……みたいな。「この子、ゴルゴの娘じゃない?」ってみんなが思い始めちゃうわけですよ。そこの細かいところで、「なぜ"Gの遺伝子"と呼ばれるのか?」というのがあったりするんですけど……。
ヰ世界:え、待って……。"Gの遺伝子"の"G"って、ゴルゴの"G"ですか?
吉田:……正解!
ヰ世界:え~!
吉田:おすすめポイントその3は「脚本の人がガチの理系女子」。
脚本が夏緑さんという方なんですけど。さいとう・たかを先生が、今回の本のインタビューで答えているんですが、この夏緑さんという方、ガチの理系を出ていて、生命科学が専門の方なんですって。なので、今回"遺伝子"って出てくるじゃないですか。娘だったら、当然遺伝子は受け継がれますよね?だけど、それだけじゃない秘密があって、ゴルゴの能力が移ったらしい……みたいなことが、すごく科学的な根拠をもとに語られてるんですよ。
『Gの遺伝子 少女ファネット』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、コミックス第1巻が5月30日に発売されたばかりで、現在発売中の『ビッグコミック』11号には、『Gの遺伝子 少女ファネット』の着せ替えカバーもついている。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!