キャスターの辛坊治郎が6月8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。カナダで多発する山火事の煙がアメリカ国境を超えてニューヨーク市に流れ込んでいる事態を巡り、「大阪で起きた山火事の煙が東京に流れ込んでいるのと同じ」と解説した。
カナダ東部で急速に発生している山火事の煙が、アメリカのニューヨーク州を含む同国北東部に流れ込んでいる。学校の屋外活動の中止や、一部の航空機の運航が停止になるなど影響が広がっている。
辛坊)このニュースのキモは、カナダで発生した山火事の煙がアメリカのニューヨーク市まで届き、マンハッタンの空が赤茶けて大変な事態になっているという点です。カナダとアメリカの国境からニューヨーク市までの距離は直線で約500キロあります。500キロというと東京-大阪間くらいあります。ですから、大阪で起きた山火事の煙が東京に流れ込んでいるのと同じです。それほど、カナダの山火事はとんでもないことになっています。
2019年から20年にかけては、オーストラリアで森林火災が半年余り続き、コアラなどが大量に死傷するということがありました。地球温暖化を否定する人はいまだにいますが、そんなことを言っている場合ではないという気がします。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)