6月25日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。ホッケー日本代表・及川栞選手が出演。パリ五輪出場にかける想いを語りました。
一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。及川は、小学校に入る前から母親の影響でホッケーに触れる。2013年から日本代表として活躍し、東京オリンピックに出場。2020年の秋には期間限定でオーストラリア最高峰リーグホッケーワンに参戦し、ベスト11に選ばれた。現在はタカラベルモント株式会社に勤務しながら、東京ヴェルディ女子ホッケーチームで活躍している。
今回番組では、「自分たちがパリをいち早く決めたい」とパリオリンピック出場へかけた想いを語った。
金子:早いもので、もう来年、オリンピックですよ。
及川:そうです。9月に、アジア大会が控えていて。アジア大会で、もう母国枠がないので、アジア大会で金メダルを取るか、取れずにも落ちてしまった場合は、来年の1月に最終予選。一応2回はチャンスがあるんですよね。やっぱり、アジア大会で前回、大会王者っていうのもありますし、2大会連続優勝して、自分たちがパリをいち早く決めたいな、アジア王者としては……と思っています。
金子:その先は?
及川:その先は、パリですね。なので、パリでメダル獲得っていうところを目標に順序立てていて。自分の中で目標としては、アジア大会で金メダル。で、パリのオリンピックでメダル獲得っていうのが、自分の中期、長期の目標ですね。
金子:その目標はチームメイトの共有なさっていますか?
及川:なさっています! 勢いで言っちゃいましたが(笑)。そうです、しています。
金子:笑。大事なのは、そこですよね。
及川:そうです。
金子:及川さんがいくら「絶対にやる。何が何でもやる」「そのために、こうしていく」って言っても、「いやいや、無理」っていう人が出てきがちじゃないですか。
及川:そうですね。
金子:何せ0勝5敗……。
及川:はい、前回。そうです。
その後及川は、さくらジャパンとしては5大会連続で五輪出場を果たしていると言い、その歴史を継いでいきたいと思いを語った。だからこそ、6大会連続出場となる得るパリの予選は大切だと感じているという。対談を終えた金子は、「こういう(及川のような)人がチームの中でリーダーシップをとっていくと、空気って良くなる気がするんですよね」と言い、番組を締めた。
Podcastでの聴取はこちらから。
番組情報
スポーツライターとして幅広く活躍する金子達仁が一流アスリートたちをゲストに迎え、“心の奥底にある想い”を聴くラジオ番組です。アスリートたちの対談を通し、ここでしか聴く事のできない“Deep”な想いと知られざるエピソードに迫っていきます。
また、オンエアでは聴く事ができなかった部分をディレクターズカット版としてPodcastコンテンツとして配信していきます。