“法獣医学”をテーマにした初の漫画作品 図鑑顔負けの画力なのにマジメすぎない微温コメディ『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』の魅力

By -  公開:  更新:

6月25日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、浅山わかびによる漫画『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』のおすすめポイント3つを紹介した。

“法獣医学”をテーマにした初の漫画作品 図鑑顔負けの画力なのにマジメすぎない微温コメディ『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』をピックアップ。この作品は、完全記憶能力を持つ高校生の当麻健匠が、獣医をやっている同級生の茨戸爽介と友達になり、“法獣医学”というものに出会うところから物語が始まる。

今回は吉田が、VシンガーのHACHIをゲストに迎え、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「このテーマの創作物は初めて」。

法医学では、事故で亡くなったか事件で亡くなったか分からない人の遺体を調べたりするじゃないですか。それって、動物にも当てはまるんですよ。法獣医学って欧米では20年前ぐらいからあるんだけど、日本ではまだ全然知られてなくて。それを、漫画にしてるんですよ。全く知らないエピソードが次々に出てくるので、すごく面白いです。

HACHI:へぇ~!

吉田:おすすめポイントその2は「図鑑顔負けの絵」。

動物図鑑って、すごく鮮明な動物の写真が出てくるじゃない?そんな写真みたいな絵を、わざわざペンで描いてるんですよ。浅山わかびさんっていう方が描いてらっしゃるんですけど。法獣医学っていうのをもし(漫画で)やろうとすると、適当な動物の絵とか描いちゃう人だったら、成立しないんですよ。リアルに、こういう病気でこういう症状が出て……みたいなのを描けなきゃいけないから。人間だったら、汗を描けば焦ってるって分かるし、青筋を描けば怒ってるって分かるんだけど、そういう漫画のメリットを敢えて横に置いて、画力で勝負!っていう漫画なんですよ。

HACHI:お~!めっちゃ読みたいです。

吉田:おすすめポイントその3は「……なのに、ずらしキャラの微温コメディ」。

テーマが法獣医学だと、マジメな話になりそうじゃないですか。だけど、若干コメディなんですよ。当麻健匠くんは、完全記憶能力を持ってるんですけど、それが勉強には全く役に立たないんですね。あとは、茨戸くんのお姉さんが獣医を目指して学校に通ってるんですけど、寄生虫がめちゃめちゃ好きな美少女なんです。「どういうキャラだよ!?」みたいな人が結構いっぱい出てくるので、マジメな話なんだけどコメディとしても読めます。今までの話では高校生だったんだけど、最新の5巻で大学生になりました。本格的な獣医の勉強をしている人たちの話も、出てきたところでございます。

『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、『週刊少年サンデー』にて連載中で、コミックス最新5巻が発売されたばかり。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

Page top