“超能力+経済+ファンタジー”の超新ジャンル!濃いキャラたちが展開する大頭脳バトル『ハイパーインフレーション』の魅力

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6月11日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、住吉九による漫画『ハイパーインフレーション』のおすすめポイント3つを紹介した。

“超能力+経済+ファンタジー”の超新ジャンル!濃いキャラたちが展開する大頭脳バトル『ハイパーインフレーション』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ハイパーインフレーション』をピックアップ。今回は吉田が、バーチャルシンガーソングライターの夢追翔 (ゆめおいかける)をゲストに迎え、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「超能力モノ+経済モノ+ファンタジーという超新ジャンル」。

舞台は架空世界で、100年前ぐらいの文明レベルなんですけど。ここに、カブール人っていう、帝国から迫害を受けている人たちがいるんですよ。で、そのカブール人の少年・ルークがいるんですが、お姉さんが捕まってオークションに出されちゃうんです。その絶望の先に、ルークが特殊能力に目覚めるんですけど、それが“体からいくらでもお金を出せる能力”なんですよ。普通だったらそれで、昔話的ないい話になって、お姉さんを解放しましたみたいなところで話が終わるじゃないですか。でも、そうじゃないんですよ。もし、無限にお金を刷ることができたら……インフレって今までそうやって起きてるんですけど、中央政府がお金を作りすぎると、お金の価値が下がってインフレが起きるんですよね。だから、体からお金を出す能力を持つ人が存在したら、インフレが起きるじゃん!ってことで、ここから経済モノになるんですよ。

夢追:なるほどなるほど!

吉田:おすすめポイントその2は「大頭脳バトル」。

普通だったら、お金が無限に出るっていったら、札束で何でも買い叩く展開にしかならないじゃないですか。でも、そうじゃなくて……。帝国側に寝返ったカブール人からすると、そんなものが出るということは、「あの能力はウソじゃなくて本当だな」と。最初は「ハッタリだな」みたいな話になるんですけど、本当だったとすると、“じゃあこういうことが起きるよね?”っていうのが描かれていて。一番初めの頃だとオークションとか、戦いの中でお金をチキンレースで捨て合うみたいなのとか、いろいろ出てくるんですけど。それぞれを、猛スピードの頭脳バトルで、1ページごとに展開していくんですよ。

夢追:へぇ~!

吉田:おすすめポイントその3は「キャラが超絶濃い」。

まずルークが、お金をいっぱい出せる上に頭が使えるタイプの主人公なんですけど。その裏を読んで何とかしようとするレジャットさんっていう人が出てきて、その人がまた、めちゃめちゃ濃いんですよ。それともう1人、金儲けのことしか考えていない怪人が出てくるんです。ルークとレジャットさんは立場が明らかなんですが、その怪人は、金儲けのことが思いつくと、どっちにつくか分からないんです。ほかのサブキャラも全部濃いです。

『ハイパーインフレーション』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、コミックス第6巻で完結していて現在発売中。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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