死去から1年 安倍元総理が蒔いた種が芽吹いている

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ジャーナリストの須田慎一郎が7月10日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。死去から7月8日で1年となった安倍元総理について解説した。

死去から1年 安倍元総理が蒔いた種が芽吹いている

安倍晋三元首相の慰霊碑「留魂碑」=2023年7月1日午後、奈良市の三笠霊苑 写真提供:産経新聞社

安倍元総理銃撃事件から1年 ~奈良市内に慰霊碑が建立

飯田)7月8日で安倍元総理が亡くなられてから1年が経ちました。

須田)7月に入り、自民党・奈良県連の有志の方々によって慰霊碑も奈良市内に設置されました。高市早苗・経済安保担当相が除幕式に出ましたね。

飯田)霊園内の一角に、という形でした。

須田)そうですね。本来であれば、西大寺に設けたかったのだと思います。

飯田)生前、安倍さんが色紙によく書かれていた「不動心」という言葉も石碑にあしらわれています。既に多くの方が訪れているようで、ツイッターのタイムラインでも写真入りで載せられていました。

須田)一般の方も参拝できるので、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。

安倍元総理の蒔いた種が芽吹いてきている

飯田)遺した足跡などについても、いろいろなところで特集されています。

須田)蒔いた種が大きく芽吹いてきています。例えば6月18日に骨太の方針、来年度予算編成をするに当たっての大枠を決めたのですが、そのなかで安倍別働隊と呼ばれている積極財政派の方々が激しく発言されていました。

飯田)積極財政派の人が。

須田)そのような動きがあるからこそ、簡単に少子化対策で3兆5000億円の国民負担は決まりませんでした。防衛予算の増額についても、増税の話がありますが、結論を出すのはまだ先という状況でした。

飯田)そうでしたね。

須田)安倍さんが動かしてきたアベノミクスがあったからこそ、簡単に財務省の言いなりになって増税や社会保険料の引き上げなどにつながっていかないという点は、評価していいのかなと思います。

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