落語家の立川志らくが8月21日、ニッポン放送「ズーム そこまで言うか!」に出演(夏休み中の辛坊治郎の代演)。第105回全国高校野球選手権記念大会で21日、慶応が史上初の“丸刈りではない”学校として決勝進出したと話題になったことに触れ「まだこんな状況だったのか」と批判した。
第105回全国高校野球選手権記念大会 第13日準決勝が21日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれ、慶応(神奈川)が土浦日大(茨城)に勝利し103年ぶりの決勝進出を決めた。慶応は髪型が自由で、高校野球史上初めて丸刈りではないチームが決勝戦に登場すると話題になった。
志らく)これ、まだこんな状況だったのかっていうくらいで。史上初めて、丸刈りではないチーム…恥ずかしくないですか?これだけ自由だ、個性を尊重しようとか、ジェンダーレスの問題だとか色々言っているのに、高校野球だけいまだに丸刈りが当たり前みたいな。
だって、これ批判する人がね、高校生らしくないって言った人がいるんだけれども、じゃあ他の学生どうなっちゃう?じゃあ、高校全員丸坊主じゃないといけないのかっていう話にもなっちゃう。個性を尊重する、それが教育のひとつだって言っているのに、いまだにこれが当たり前で、長髪だとなんか違和感がある。確かに違和感はあるっていうのはあるんですよ、我々見慣れちゃってるから。この見慣れちゃって、甲子園=丸刈りなんだって、この光景がちょっと変わるとね、たしかに違和感はあるんだけれども、それは慣れの問題ですよ。
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日本高等学校野球連盟(高野連)が今年6月、全国の加盟校野球部を対象に行った調査によると、丸刈りをルールとして定めているのは約26%。ただ、今大会で甲子園に出場した49の代表校のうち、丸刈りではないのは7校にとどまる。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)