中国「新地図」に各国反発 「国連の枠組みではない新しい国際社会の在り方が、そろそろ必要だ」辛坊治郎が指摘

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キャスターの辛坊治郎が9月6日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。インドネシアの首都ジャカルタで5日に開幕した東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、中国が南シナ海ほぼ全域の領有を主張する新地図に対し、首脳から中国による一方的な現状変更を懸念する声が上がったことを巡り、「国連の枠組みではない新たな国際社会の在り方が、そろそろ必要だ。そうでなければ、暴走する国対して打つ手はない」と指摘した。

中国政府が8月下旬に発表した新たな国土地図[中国政府系サイトより] 画像提供:時事通信社

中国政府が8月下旬に発表した新たな国土地図[中国政府系サイトより] 画像提供:時事通信社

東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が5日、インドネシアの首都ジャカルタで開幕した。中国が南シナ海のほぼ全域の領有を主張した新しい地図について、フィリピンなどが反発している。

辛坊) 国際機関もまともに相手にしていません。しかし現実問題として、南シナ海で中国は自国の領土ではないはずの海域の岩礁を埋め立て、基地を造っています。

こうした行為を無茶な振る舞いだと判定する機関として、国連は存在しているはずです。それにもかからず、国連安全保障理事会では中国が5大国の1つであるために、中国が反対する議決は通りません。これでは、国連安保理は機能していないのと同じです。

現在の国連の枠組みではない国際社会の在り方が、そろそろ必要です。新たな国際社会の在り方を真剣に考えていかないと、中国のような暴走し始めた国に対して打つ手はありません。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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