史上初!アニメ初回が『金曜ロードショー』2時間SPで放送 『マンガ大賞2021』受賞の大注目ファンタジー作品『葬送のフリーレン』の魅力

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9月17日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、原作・山田鐘人、作画・アベツカサによる作品『葬送のフリーレン』のおすすめポイント3つを紹介した。

史上初!アニメ初回が『金曜ロードショー』2時間SPで放送 『マンガ大賞2021』受賞の大注目ファンタジー作品『葬送のフリーレン』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『葬送のフリーレン』をピックアップ。勇者ヒンメルたちとともに魔王を打ち倒した、千年以上を生きるエルフ・魔法使いフリーレン。それから50年後、老いて死を迎えたヒンメルを目の当たりにしたフリーレンは、人を知るための旅に。そんなフリーレンの人生を描いた、英雄たちの生き様を物語る“後日談アフターファンタジー”となっている。

今回は吉田が、バーチャルシンガーソングライターの夢追翔 (ゆめおいかける)をゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「余韻」。

大体ファンタジーものとかって、「最後の敵を倒した」みたいなところが一番のカタルシスになることが多いと思うんですけど。これは、人情がちょっとだけ動くような話が行われて、最後の最後に「この後も旅は続いていくんだな」みたいな感じに、毎回させてくれるんですよ。勇者・戦士・魔法使い・僧侶のパーティで始まる……みたいな、いい意味で定番設定の多いファンタジーなので、難しいことを考えないで読める。すごく余韻がいいので、読んだあとに、なるべく時間をとれるといいタイプの作品だと思います。

夢追:なるほど!

吉田:おすすめポイントその2は「実は“大バトル”もの」。

静かな展開で、丁寧に丁寧に物語を綴っていっているんですが……「これは戦わなければ仕方ない」っていうシーンが、中盤からちょっとずつ出てくる。バトルは基本的には“魔法”がテーマなんですけど、ちゃんと頭脳バトルになっていて、「こういう能力があって、こういう伏線があったから……確かにこれで勝てる!」っていう風に納得できる。バトル展開になっているところも、とても良くできている作品です。

夢追:へぇ~!

吉田:おすすめポイントその3は「原作者がマンガを描ける」。

この作品は、原作が山田鐘人さん、作画がアベツカサさんで。アベツカサさんは、絵が本当に上手で、すごくきれいなファンタジー世界を描くんですけど。この物語を描いている山田鐘人さんも、ご自分でマンガを描ける方なんですよ。その方が原作者を務めて、作画をほかの方にお願いしている作品って、『【推しの子】』や『トリリオンゲーム』のパターンから考えても、今、一番間違いないんですよ。

『葬送のフリーレン』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品はこの秋からアニメ化されることが決定しており、その初回が9月29日放送の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送される。また、最新話は『週刊少年サンデー』で楽しめる。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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