『ミステリと言う勿れ』菅田将暉、再び“もじゃもじゃ天パ”の久能整に

By -  公開:  更新:

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1137回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、9月15日に公開された『ミステリと言う勿れ』と『グランツーリスモ』をご紹介します。

『ミステリと言う勿れ』

画像を見る(全16枚) 『ミステリと言う勿れ』

映画館で観たい!『ミステリと言う勿れ』 ~久能整、広島でも事件に巻き込まれる!?

田村由美による大人気漫画を原作に、2022年1月期に放送された連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」。

天然パーマ姿の主人公・久能整が膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで、事件の謎が解かれていくという新感覚ミステリーは、オンエアを重ねるごとに話題沸騰。

2022年日本民間放送連盟賞・番組部門テレビドラマ【優秀賞】や、TVerアワード2022【特別賞】を受賞するなど、一大ブームを巻き起こしました。

そんな人気ドラマの劇場版が、早くもスクリーンに登場。今作で描かれたのは、原作ファンからも熱い支持を受ける、通称“広島編”。狩集家の遺産相続問題に巻き込まれてしまった久能整が、その謎に迫ります。

『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』のあらすじ

天然パーマがトレードマークで、友達も彼女もいない。カレーをこよなく愛する大学生、久能整。並外れた洞察力と観察力、そして記憶力の持ち主だ。

訪問先の広島で、お目当ての美術展を堪能した彼は、犬堂我路の知り合いだという女子高生・狩集汐路から、相談を持ちかけられる。それは、彼女の家系・狩集一族の莫大な遺産相続を巡るものだった。

当主の孫にあたる相続候補者たちは、相続の資格を得るべく、遺言書に記された謎を解いていく。この先祖代々続く遺産相続は、その度に死人が出るという奇怪な習わしで、汐路の父親も8年前、他の候補者たちと共に自動車事故で死亡していた。

整は、汐路たち4人の相続候補者、そして弁護士志望の車坂朝晴と一緒に、遺産相続に隠された真実を明らかにしていく。やがて彼らは、ひた隠しにされていた“一族の秘密”を知ることとなるが……。

『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』のみどころ

主人公・久能整を演じたのは、もちろん菅田将暉。

ダッフルコートにマフラー、天然パーマのもじゃもじゃ頭。すっかり板についた“久能整スタイル”で「僕は常々思っているんですが……」という口癖が始まると、「お、きたきた!」と、ニンマリしてしまうドラマファンも多いはず。

事件の謎だけでなく、登場人物の悩みまでも解決してしまう“おしゃべり”は、今作でも健在。ときに優しく、ときに鋭い“言葉の魔法”に、思わず聞き入ってしまう人も多いことでしょう。

共演には松下洸平、原菜乃華、町田啓太、萩原利久、柴咲コウと、豪華なキャストが集結。彼らが織りなす謎に満ちた人間模様からは、目が離せませんよ。

またドラマ版でおなじみの永山瑛太、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆も登場。賑やかに作品世界を盛り上げています。

『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』

ひとつ謎が解けたと思ったら、また新たな謎が浮かび上がってくる。その綿密に張り巡らされた伏線が、テンポよく回収されていく様子は痛快の一言。

映画を観終わったあとは、その感想と感動を、誰かに“おしゃべり”したくなっちゃうかも知れませんね。究極の謎解きを、是非、映画館で楽しんで。

『グランツーリスモ』

『グランツーリスモ』

コチラも映画館で観たい!『グランツーリスモ』 ~日産×プレイステーション×レース、世界一過酷な夢に挑む

世界的な人気を誇るドライビングゲーム「グランツーリスモ」に夢中になっているヤン。ある日、彼にビッグチャンスが舞い込んでくる。

それは、ゲームのトッププレイヤーたちを本物のプロレーサーへと育成するプログラム“GTアカデミー”への参加だ。ヤンをはじめ、各国から集められたトッププレイヤーたちは、想像を絶するトレーニングを重ね、デビュー戦を迎えるが……。

ゲーマーがプロのレーサーになる。前代未聞のプロジェクトに挑んだ熱き者たちの姿を描いた感動の実話、『グランツーリスモ』。極限までリアルにこだわったレースシーンは、サーキットやレーシングカー、レーシングスーツに至るまで、すべて本物を使用。

主人公・ヤン役のスタンドドライバーは、何とヤン・マーデンボロー本人が務めており、時速320kmで疾走するレーシングカーのスピードとスリルには、圧倒されること間違いなし。映画館でこそ体感して欲しい、大迫力のレース・アクション超大作です。

『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』

2023年9月15日(金)から全国東宝系にてロードショー
出演:菅田将暉、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、でんでん、野間口徹、松坂慶子、松嶋菜々子、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、永山瑛太、角野卓造、段田安則、柴咲コウ

原作:田村由美「ミステリと言う勿れ」(小学館「月刊フラワーズ」連載中)
脚本:相沢友子
監督:松山博昭
音楽:Ken Arai
主題歌:King Gnu「硝子窓」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:東宝
(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
公式サイト https://not-mystery-movie.jp/

『グランツーリスモ』

『グランツーリスモ』

『グランツーリスモ』

2023年9月15日(金)から全国ロードショー
出演:アーチー・マデクウィ、オーランド・ブルーム、デヴィッド・ハーバー

監督・製作:ニール・ブロムカンプ
脚本:ザック・ベイリン
脚本・エグゼクティブ・プロデューサー:ジェイソン・ホール
プロデューサー:アサド・キジルバッシュ
エグゼクティブ・プロデューサー:山内一典
日本語吹替版テーマ曲:T-SQUARE「CLIMAX」
原題:GRAN TURISMO
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト https://www.gt-movie.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

Page top