キャスターの辛坊治郎が10月2日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。1日から始まった事業者間の取引で消費税額を正確に計算するための「インボイス(適格請求書)制度」について、「導入はいいが、手間がかかる。早くデジタル化してほしい」と苦情を訴えた。

※イメージ
消費税の納税額の正確な把握を目的とした「インボイス制度」が1日からスタートした。これまでは年間の売上額が1000万円以下の事業者は消費税の納税が免除されていたが、インボイス制度の下では新たに納税の義務が発生する。一方、インボイス制度に登録せず、免税事業者のままでいることも可能だが、取引先の税負担が増えることになり、今後の取引の見直しを迫られるなどの懸念が指摘されている。
辛坊)私もインボイス制度に登録しました。制度を導入するのはいいですが、はっきり言って面倒くさいです。これだけ「デジタル化」と言っているのだから、早く全てデジタル化して、自動にしてほしいですよ。いちいち請求書を書いたりするのは、本当に大変なんです。手間がかかるんです。何のためのデジタル庁なんですかね。