11月12日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、原作・艮田竜和、作画・坂野旭、キャラクターデザイン・ももちちによる作品『獣王と薬草』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『獣王と薬草』をピックアップ。魔王が討伐されて20年後の世界で、貴重な資源となったモンスターを追い求める冒険者たち。そんな冒険者の主人公・ティナが、ひょんなことから、倒されたはずの最強の魔族・獣王ガロンと出会う……というところから物語が始まる。
今回は吉田が、バーチャルライバーの戌亥とこと町田ちまによる女性2人組ボーカルユニット・Nornisをゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「まさかの“モンスター医療”モノ」。
実はこの獣王ガロンは、昔は戦ってた人なんですけど。いろんな事情があって、モンスターを治療する人になってるんですよ。別に、片っ端から人間を倒すような人にはなってないんです。まだ第1巻しか出ていないんですけど、その段階では、人間にとって敵か味方か完全には分かり切っていない。だけど、“魔族がモンスターを治す”っていう、今まで見たことがない構造から始まってるんですよ。
戌亥・町田:へぇ~!
吉田:おすすめポイントその2は「異世界のニューシステム」。
ファンタジーの世界で、魔法やダンジョンが出てきます。「冒険者がギルドみたいな場所にいますよ」みたいなことも、この作品には出てくるんですよ。ただ、そこから先がちょっと面白くて。レアなモンスターのアイテムを持って帰ると、それで高く売れるとか、そういうのがあったり……。それと、医療モノの作品なので、「どうやって手術するか?」みたいなことも出てくるんですけど。特殊なスライムを傷口にくっつけて広げることで、手術室みたいになるとか。そういう、あんまりないファンタジー感なんです。
戌亥・町田:うんうん。
吉田:おすすめポイントその3は「NEXT『葬送のフリーレン』」。
『葬送のフリーレン』って魔王が倒されたあとからスタートしてるんですけど、この作品もそうなんです。『葬送のフリーレン』と同じで、“人間とはこんなに面白い存在なんだな”っていうのが、魔族やモンスターが出てくるからこそ分かるようになってるんですよ。ファンタジーを通すと、人間というものがよく分かるんです。
『獣王と薬草』の魅力的な要素3つを語った吉田。こちらはコミックス第1巻が先日発売されたばかりで、最新話はマンガ読めるアプリ『マンガワン』で楽しむことができる。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!