折れないブレない主人公がドン底から這い上がる姿を描く、爽やかでストレートな本格大相撲マンガ『うっちゃれ五所瓦 粘り腰編』の魅力

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11月5日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、なかいま強による作品『うっちゃれ五所瓦 粘り腰編』のおすすめポイント3つを紹介した。

折れないブレない主人公がドン底から這い上がる姿を描く、爽やかでストレートな本格大相撲マンガ『うっちゃれ五所瓦 粘り腰編』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『うっちゃれ五所瓦 粘り腰編』をピックアップ。高校の相撲がテーマになった『うっちゃれ五所瓦』の続編であり、“五所ノ海”として大相撲でデビューした主人公の五所瓦が、ぶちかまし1本で頂点を目指す物語となっている。

今回は吉田が、バーチャルライバーのジョー・力一(じょー・りきいち)をゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「本格大相撲マンガ」。

大相撲がテーマとなったマンガというのは、結構名作があるんですけど、でも、ここ10年ぐらいなかったんですよ。で、その間に何が起きているかというと、力士が普通にスマホとかを使うようになっているんです。そういう時代の大相撲がどうなっているかっていうのが、描かれていて。今2巻まで出ているんですけど、連載の中では、力士がどういう風に給料をもらって、どういう生活をして……みたいなのが、かなり細かく出てくるんですよ。大相撲ものの作品としてかなり面白いので、ぜひご覧いただきたいです。

ジョー:へぇ~!

吉田:おすすめポイントその2は「折れないブレない五所瓦」。

約30年前の『うっちゃれ五所瓦』では、高校生の大会までを描いているんですよ。で、今は大関になって。それで、一番はじめの取り組みで大怪我をしてしまうんです。普通なら引退を考えるんだけど……でも五所瓦は、一度も引退を考えないんですよ。こういう主人公ってかなり珍しくて。「諦めるのが普通」みたいなところから始まるんだけど、一度も弱音を吐かない。読んでいて、「お~そうだよな!」っていう気持ちになるタイプのマンガなんですよね。

ジョー:うんうん。

吉田:おすすめポイントその3は「30年以上続く因縁」。

なかいま強さんが約30年前に『週刊少年サンデー』で描いていたのが、『うっちゃれ五所瓦』。そこで、一番はじめにライバルとして出てくるのが田門で。この田門、現状、大相撲の横綱です。田門が横綱で連勝を重ねているのに対して、五所瓦は大関までいったのに1回落ちちゃって、そこからドーンってもう一度リベンジしている物語なんです。主人公像と合わせると、こんなに爽やかなスポーツものは珍しいです。大相撲自体の魅力も伝わってくる、すごくストレートなスポーツマンガです。

『うっちゃれ五所瓦 粘り腰編』の魅力的な要素3つを語った吉田。こちらはコミックス第2巻が先日発売されたばかりで、最新話は『ビッグコミック』で楽しむことができる。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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