おばたのお兄さん、幼少期「妹に優しく」と考えたきっかけ 「僕は怪獣に見えている?」

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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(3月17日放送)では、番組傑作選として過去の放送を振り返った。

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

ゲスト:NPO法人「Learning for All」代表・李炯植さん

淵澤由樹(アシスタント):子どものころに影響を受けた1冊はありますか?

李:なかなか本に出合うタイミングがなかったのですが、東京大学に進学して、19歳のときに出会ったモンテーニュの『エセー』です。フランスの哲学者による本ですが、何が正しいのか、問いを重ねていく本です。東京大学に入り、さまざまな家庭環境の人を見て、「どうやって生きていくことが正しいのか。社会はどうなっていけばいいのか」と問いを重ねていた時期に、この本に出会いました。さまざまな学問領域を知るきっかけになった1冊です。

淵澤:子育て中のママやパパへ、メッセージをお願いいたします。

李:(※李炯植さんは2021年に第一子誕生)皆さん大変だと思います。「こんなに熱を出すのか」「こんなに夜泣きするのか」と、衝撃的な日々です。でも、子どもの成長や笑顔を見たら、辛い気持ちは一瞬で吹き飛ぶと思います。ただ、無理はしないでください。子育ては社会全体で行うものだと思うので、「疲れた。しんどい」と感じたときは自分だけで頑張り過ぎずに、社会の方々を巻き込む形で、一緒に子育てしていければと思っております。

ゲスト:東MAXこと東貴博さん

淵澤:子どものころに影響を受けた1冊はありますか?

東:小さいころに読んで覚えているのは、『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』です。大きい魚に食べられないように、みんなで力を合わせて大きく見せ、立ち向かっていく。協力すれば強い人にも勝てるという話でした。

淵澤:子育て中のママやパパへ、メッセージをお願いいたします。

東:(※東貴博さんは2015年に第一子、2024年に第二子誕生)僕もそうですが、自分も子どもだったのに、いま子どものことって、よくわからないではないですか。子どもも親も未熟なので、一緒にわからないことは「わからない」と言う。一生懸命愛情をかけてあげること、考えてあげることが、子どもにとっても親にとってもいいことだと思います。

ゲスト:おばたのお兄さん

淵澤:子どものころに影響を受けた1冊はありますか?

おばた:幼少期に読んだ『となりのせきのますだくん』です。小学校の男の子が好きな女の子に意地悪してしまうお話で、それが女の子目線で描かれています。女の子にとっては意地悪されて嫌だから、男の子のことが怪獣に見えてしまうのです。最終的に、男の子からの「ごめんね」が伝わるときには、怪獣ではなく男の子に見えるというお話です。僕も妹を部下みたいに扱って、バディを組んでいる気分でした。でも、妹からすると僕は怪獣に見えていて、まさに「ますだくん」なんです。小さいおばたなりに「優しくしないと怪獣になってしまうのかな?」と考えていました。

淵澤:子育て中のママやパパへ、メッセージをお願いいたします。

おばた:(※おばたのお兄さんは2023年に第一子誕生)現在子育て中のパパやママは、僕にとっての先輩です。僕は「自分の経験にないことを言わない」というポリシーがあります。ただただ、ご指導ご鞭撻をよろしくおねがいいたします!

番組情報

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト

毎週日曜 6:04-6:13

番組HP

この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)

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