5月26日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、浅野いにおによる作品『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』をピックアップ。今回は吉田が、VTuberの朝ノ瑠璃をゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「圧倒的密度の絵」。
僕は普通の単行本を12冊読んだんですけど……。今度、豪華版が完全受注生産出るんですけど、豪華版が出る気持ちも分かります。圧倒的密度の絵で最後までいくんですよ。この作品のストーリーを紹介しますと、東京の上に“侵略者”という風に呼ばれている人たちの巨大な宇宙船が舞い降りて。でもその瞬間に滅亡するんじゃなくて、3年ぐらいずっと浮かんでるっていう状況の中での物語なんですよ。1回目に来たときは結構人死にも出てるので、「これからひどいことになるかも」って思うんだけど、「だけど、別に攻めてこないね」って言ってるうちに、 みんなちょっと当たり前になっちゃったみたいな……。そんな世界を作り上げたことが、まず本当にすごい。当然ですけど、マンガの設定としても優れていて、我々の日常みたいな話が展開する一方で、巨大な謎がそこにはあるから、謎と日常が密接に絡み合った感じの作品になってるんですよね。
朝ノ:へぇ~!
吉田:おすすめポイントその2は「女子高生を疑似体験できる」。
主人公は、2人いるってはっきり言っていいと思うんですけど。1人はメガネをかけた小山門出ちゃんっていう女の子で、もう1人が中川凰蘭ちゃんっていう女の子なんですけど。この2人と、周りに何人かいる友達の女の子も含めての、みんなの濃密なベタベタ感……1度入ってみたい(笑)自分が起きたら女子高生で、女子高生同士のあの中に混ざってみたいっていう気持ちは、みんなある!(笑)そういう日常が物騒な世界で展開していくのが、この作品なんですよ。
朝ノ:(笑)
吉田:おすすめポイントその3は「会話の内容がネット民大歓喜」。
ネット用語とかネットあるあるみたいのが山のように出てきて、凰蘭ちゃんがそれを口にしまくってるんですよ。「女の子同士だと、こういう一歩踏み越えた下ネタとか言うよね」みたいなのがどんどん出てくる。浅野いにおさんは多分女子高生ではないですけど、そこに興味がある人が本気で作るとこうなるんだなって感じがしていて。この作品は、全編後編で映画化されていて、ちょうどこの週末に後編が公開されたところです。
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品はアニメ映画が絶賛上映中となっており、主人公2人の声を、幾田りらとあのが務めている。さらに、完全受注生産となる全7巻セットのDX COMPLETE BOXが予約受付中。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!