『第50回 放送文化基金賞』のラジオ部門で、2024年1月2日(火)に放送された『星野源のオールナイトニッポン』が奨励賞を受賞。7月9日(火)に都内で行われた贈呈式に番組プロデューサーの林佑介、ディレクターの落合凌大が登壇、番組を代表して林が受賞の挨拶を行った。
放送文化基金賞は、公益財団法人 放送文化基金により、優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに毎年贈られる賞で、「第50回放送文化基金賞」は2023年4月~2024年3月の期間内に放送された番組が対象。ニッポン放送の番組が放送文化基金賞を受賞するのは4年連続となった。
林佑介プロデューサー コメント
この度はこのような素晴らしい賞をいただきましてありがとうございます。
1月2日の「星野源のオールナイトニッポン」はもともと収録していたものを流す予定だったのですが、星野源さんご本人からご希望をいただきまして当日、急遽生放送に切り替え、「被災地の皆様にいつも通りの放送を」という思いで、当日午後からすべてのスタッフが動いて生放送で放送いたしました。
当日に対応して素晴らしい放送を作ったスタッフ、きっかけをくださった星野源さん、そして何より番組を聴いてくださったリスナーの皆さまにこの場をお借りして感謝申し上げます。
これからもこの経験を活かして、ラジオの良さを皆様に伝えながら、不安な心を持っているリスナーの方や、気持ちが落ちている方々にも、気持ちに寄り添って笑顔になってもらえるような番組を作っていきたいと思います。
この度はありがとうございました。
『星野源のオールナイトニッポン』 2024年1月2日放送
元日に日本を襲った「令和6年能登半島地震」。その翌日、1月2日(火)の25時からの『星野源のオールナイトニッポン』は、年末に収録したものをオンエアする予定だったが、パーソナリティである星野源の提案で急遽生放送に変更。星野源、そして番組スタッフ全員が有楽町・ニッポン放送のスタジオに集結して、「いつも通り」の放送を全国に届けるべく、いつものようにリスナーからのメールを読み、寄せられたリクエストに応え、くだらない話も交えながら、被災地で聴いている方々に寄り添いながら番組を届けた。
「一緒に不安になりましょう。きょうは一緒に時間を過ごすというのが目的だと思います」と語りかけた星野源。自身の楽曲「光の跡」の話では、金沢に行ったことがこの曲にものすごく影響を与えているというエピソードとともに「少しでも何か伝わっていたらうれしい」とその曲をオンエア。リスナーと“思いを共にする”2時間を届けた。
放送文化基金賞について
公益財団法人放送文化基金が顕彰する賞で、ラジオなどの番組の部門は、視聴者に感銘を与え、放送文化の発展と向上に寄与した優れた放送番組・配信コンテンツを表彰する
■放送日時:2024年1月2日(火)25時~27時 ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで生放送
■パーソナリティ:星野源
■スタッフ
プロデューサー 林佑介(ニッポン放送)
ディレクター 落合凌大(ミックスゾーン)、岩田南実(ミックスゾーン)
ミキサー 松岡実佑(ミックスゾーン)
構成 寺坂直毅、宮森かわら、加藤俊甫
番組情報
音楽家、俳優、文筆家と幅広い活躍を続ける星野源が、“オールナイトニッポン”の歴史を作ります!「無理しない」「できるだけ普段の感じ」の星野源がお送りする2時間を、AMラジオ・ワイドFMラジオ・そしてradikoと様々な方法で感じて下さい!