7月28日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、緒里たばさによる作品『暗殺後宮〜暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい〜』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『暗殺後宮〜暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい〜』をピックアップ。本当の歴史とは違うが中国のような世界観のファンタジー作品で、悪徳な有力者である父のもとで暗殺術を仕込まれた見習い宮女・花鈴が活躍する物語となっている。
今回は吉田が、バーチャルシンガーソングライターの夢追翔をゲストに迎え、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「暗殺者だが少女」。
この作品、主人公の設定がめちゃくちゃ面白いんですよ。普通、暗殺者って言ったら、“冷たい”とか“クール”とかそういう感じなんだけど、この花鈴っていう女の子のデザインが、まず面白くて。“ジト目”っていう、ちょっとオドオドしてるようなときのマンガの表現の目ってあるじゃない?それと、歯がギザギザなんですよ。そんなキャラクターが、ものすごいぼっちなんですけど、いろんな問題を解決していくんです。
夢追:お~!
吉田:おすすめポイントその2は「少女だが最強」。
悪いお父さんに仕込まれまくったので、暗殺者としてはめちゃくちゃ有能なんですよ。ものすごいアクションシーンで、向こうの刺客と直接やり合って勝ったりするんですよ。反乱を止めるすごい能力がある少女っていうキャラクターなのに、そういうギャップがあるところが、めちゃめちゃ面白いんです。
夢追:なるほど!
吉田:おすすめポイントその3は「最強だが陰キャ」。
普通、暗殺者だったらメンタル強いとか、少女じゃなくてオジサンとか、そういうのが多いんですけど、このキャラクターは全部逆なんですよ。弱いメンタルで、ぼっちで、陰キャなんですけど…。暗殺者の活動の目的って、大体国の陰謀を成し遂げるためとか、遺産を手に入れるとか、そういうのが多いじゃないですか。でも、花鈴の目的は、「友達を作ること」(笑)そんなキャラクターは、歴史上いなかったと思う(笑)
『暗殺後宮〜暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい〜』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、『月刊!スピリッツ』にて絶賛連載中で、コミックスは最新第6巻が発売中。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。
番組情報
ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!