本当の主人公は“街”?圧倒的バトルシーンを描いた時代性のある作品『MUJINA INTO THE DEEP』の魅力

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7月14日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、浅野いにおによる作品『MUJINA INTO THE DEEP』のおすすめポイント3つを紹介した。

本当の主人公は“街”?圧倒的バトルシーンを描いた時代性のある作品『MUJINA INTO THE DEEP』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『MUJINA INTO THE DEEP』をピックアップ。人権を持たない人間“ムジナ”が殺し屋となり生きる様を描く、「人間とは、社会とは、人権とは、そして幸せとは…」をテーマとした社会風刺バトルアクションとなっている。

今回は吉田が、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「時代性がめちゃくちゃある」。

主人公の保護者になるゲーム会社のテルミさんが出てくるんですけど、自分が経営する会社の若手に「休むって当然の権利ですけど」みたいなこと言われて、ちょっとイラっとするところだったりとか。コロナみたいな病気が出てくるところだったりとか。“人権のない人”っていうありえない存在が出てきてるんだけど、基本的には、今我々が悩んでることがテーマというか、素材で出てくるんです。

西井万理那(パートナー):なるほど!

吉田:おすすめポイントその2は「圧倒的バトルシーン」。

殺し屋の話で、特にこの作品は、銃じゃなく刃物で戦ったりするんですけど、バトルシーンが本当にすごくて。とんでもない人の動きで、屋根の上で戦ったりとか室内で戦ったりとか、出てくるんですけど、「どうやったらこんな絵が書けるんだろう?」っていう、すごいバトルシーンなんです。何がポイントかというと、実は“背景”なんです。

西井:(背景の絵を見て)確かに!

吉田:おすすめポイントその3は「本当の主人公は“街”」。

すごい密度で背景を描けていて。この絵、全部CGでもう作ってあるんだって。街を丸ごと。『Unreal Engine』っていうゲームエンジン使って全部CGで作っているから、どんな角度でもどんなロケでもできるようになってるんだって。マンガの単行本が、紙の方だと大きい版で出てるんですけど、その理由も「そりゃそうだよ」「この細かい密度はでっかい版で読んでほしいよ」って思える、そういうマンガなんですよね。

『MUJINA INTO THE DEEP』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は、『ビッグコミックスペリオール』にて絶賛連載中で、コミックスは全第2巻が発売中。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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