不妊治療の現場で働く“胚培養士”の仕事をきれいな絵で描く作品『胚培養士ミズイロ』の魅力

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6月2日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、おかざき真里による作品『胚培養士ミズイロ』のおすすめポイント3つを紹介した。

不妊治療の現場で働く“胚培養士”の仕事をきれいな絵で描く作品『胚培養士ミズイロ』の魅力

番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『胚培養士ミズイロ』をピックアップ。自らの手で精子と卵子を受精させ小さな命を導く人・胚培養士をテーマにした、不妊治療の現場で働く人たちの新しい医療ドラマとなっている。今回は吉田が、このマンガのおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「カラーページが異様にきれい」。

最初にカラーページから始まると、「こんなきれいな色なんだな」っていうのが頭に入った上で白黒ページも読めるんですよ。この「カラーページがすごい」と思える箇所がもう1箇所ありまして。主人公が水沢歩さんという男性にも見える女性なんですけど、2巻のはじめのページだと、青い髪の毛をしてますよね。電子書籍で読むと間にカラーページが入ってるんですけど、そこで何が起きるかというと、さっき青い髪だったのが、赤い髪になってるんですよ。だから、設定として正しい色とかじゃなくて、印象としてきれいなカラーページを作ってるんですよ。

西井万理那(パートナー):そういうことなんだ!

吉田:おすすめポイントその2は「初めて知るお仕事」。

精子と卵子を1コずつの単位で受精させなきゃいけないから、胚培養士という専門職の方がいるんですよ。ちょっとでも温度変化があっちゃいけないから、自分の手で小さく包んで作業場まで持っていって、時間をムダにしないように完璧な動きでそれをこなすとか、そういうお仕事のことを全部教えてくれているんです。本当に知らないお仕事というのは、すごく新鮮味がありますよね。

西井:確かに!

吉田:おすすめポイントその3は「ニュースよりも早い」。

今は不妊治療で少子化とも言われていますし、お子さんができなくて悩んでいる方がたくさんいるじゃないですか。今は日本で14人に1人が、体外受精で生まれているんですって。そういった私たちの知らない知識が、すごく丁寧に描かれています。

『胚培養士ミズイロ』の魅力的な要素3つを語った吉田。この作品は『週刊スピリッツ』にて絶賛連載中で、コミックス最新第5巻が発売されたばかり。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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