「考え方」を問う、準備ができない入試!? リベラルアーツを育む国際基督教大学にてランパンプスが徹底取材!

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受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』

全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

「考え方」を問う、準備ができない入試!? リベラルアーツを育む国際基督教大学にてランパンプスが徹底取材!

受験生を応援するため全国各地を飛び回る『おうえんしナイト』。

今回、お伺いする大学は東京都三鷹市にある「国際基督教大学」になります。ICUこと、国際基督教大学の歴史から学部について、受験方式、教育方針などをランパンプスがインタビューしてまいります!

「考え方」を問う、準備ができない入試!? リベラルアーツを育む国際基督教大学にてランパンプスが徹底取材!

――それでは早速ですが、大学内に入ってアドミッションズ・センター長、国際関係学メジャーの毛利勝彦教授にお話を聞きに行きましょう。

「考え方」を問う、準備ができない入試!? リベラルアーツを育む国際基督教大学にてランパンプスが徹底取材!

毛利:よろしくお願いいたします。エッジの効いた質問を期待しています(笑)。

寺内:任せてください! 台本通りにちゃんと質問します(笑)。

小林:台本ないから(笑)。改めましてランパンプスと申します。よろしくお願いいたします。まずは国際基督教大学の創立の歴史を教えていただけますか?

毛利:正門から入って来た時に、滑走路のように道がのびていましたよね?

寺内:めちゃくちゃ長かったです。

毛利:マクリーン通りという名前なんですが、「滑走路」とも呼ばれています。というのも戦争中には、このキャンパスの場所ではゼロ戦開発のための研究が行われていました。隣にあるSUBARU(スバル)の工場では、その技術が応用されています。つまり、戦争中は戦いのための翼を作っていたんですが、戦後は平和をつくる人を育てる大学、まさに平和の翼の拠点として生まれ変わったんです。

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寺内:上手いこと言いますね!

毛利:アメリカの教会の方々、日本のキリスト教、そして、キリスト教徒ではない方々にも、寄付をいただいて「平和のための大学を作ろう」という運動が起こり、創立した歴史があります。

寺内:場所はずっとここなんですね?

毛利:もう75年になります。

小林:教養学部の単科大学って珍しいと思うんですが、そのあたりのことを教えていただけますか?

毛利:教養、つまり、リベラルアーツの1学部ですが、その中に31のメジャー(専攻分野)があります。

小林:サーティーワンアイスクリームと一緒ですね(笑)。

寺内:海外ではバスキン・ロビンス!

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小林:うるさいな(笑)。

毛利:そして、ダブルメジャー、あるいはメジャーマイナーという形で、2つの分野を組み合わせることもできますので、31×30で、1,000通りほどの学科があるとも言えるかもしれません。

寺内:教養学部という大きいジャンルの中で、学生が入学してから専門分野を選べるような仕組みになっているんですね。

毛利:「Later Specialization(レイター・スペシャリゼーション)」と言いまして、入学してから決めるので、自由ではありますが、チャレンジングな体制でもあると思います。また、1学部なので、同じ教室にそれぞれ分野の違う学生が一緒になって勉強しているのも特長です。

寺内:別のメジャーを学んでいるけど、受けている講義は一緒ってことがあるんですね。

小林:一番人気のあるメジャーはなんですか?

毛利:今、人気があるのはMCC(メディア・コミュニケーション・文化)ですね。あとは、やはり経営学と、情報科学が人気です。ちなみに私は国際関係学を教えています。

寺内:国際関係学ではどういったことを学ぶんですか?

毛利:戦争、人権侵害、環境破壊、貧困などです。

寺内:よく聞くSDGsが根幹にありそうですね。

毛利:SDGsも重視していますけれど、あれって当たり前のことですよね? 合意を求めていること自体がおかしいと思っています。言われなくても本来やるべきことばかりなので。

小林:当たり前にやれよと!

寺内:そういえば、ここに来るまでに学生さんを見ていたんですけど、日本語を話している方が少なかったんですよ。

毛利:いろいろな国から留学生が来ていますからね。

小林:外国の学生さんが多いことで、どんなメリットがあるんですか?

毛利:やはり多様性があることですね。たとえば、私の授業の中でも、今、まさに戦争が行われているウクライナからの避難民も、ロシアから来ている学生もいます。世界の縮図のような議論ができるので、とても貴重な場だと思っています。

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小林:ICUって英語のイメージがありますよね?

毛利:グローバル化が進んでいるので、日本語や英語が第一言語でない学生も増えています。ICUではバイリンガル教育として、日本語・英語どちらも重視し、それぞれの授業が開講されています。そしてそれを支えるために、日本語が得意な学生は英語を、英語が得意な学生は日本語を集中的に学びます。

小林:「国際基督教大学」との校名ですが、キリスト教以外の方もいらっしゃるんですか?

毛利:教員は基本的にクリスチャンですが、入学にあたり学生の信仰は問われません。クリスチャンの学生は全体の10%くらいですかね。

小林:そうなんだ!

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毛利:布教してるわけではないので、仏教、イスラム教、神道、いろいろな方がいらっしゃいます。

小林:「キリスト教じゃないから行けないのかな」なんて考えなくていいんですね。

毛利:むしろ、リベラルなキリスト教なので多様性を受け入れているんです。

小林:国際基督教大学で力を入れている研究はなんですか?

毛利:それぞれ重要だと思っています。リベラルアーツとは、基本的には「がんじがらめになった自分、社会、自然環境などをliberate(リベレート)するアート」なんですよ。

寺内:ごめんなさい。liberateってなんですか(笑)?

毛利:「解放する」ということですね。

寺内:ほう!

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毛利:本当の自分自身、まだ気づいてない本来の自分があるかもしれない。あるべき社会の姿、あるべき自然の姿があるかもしれない。それを解放するまで、学び続けるのがliberateするアーツ。「解放芸術」なんです。ここで、1つ質問させてもらっていいですか?

寺内:是非!

毛利:「雪が解けたら何になりますか?」

小林:水!

寺内:川!

毛利:はい。「H₂O」になるというのは自然科学的な答えですよね。この質問を人文科学的に考えると雪が解けたら「春」になるんです。

寺内:かっこいい!

毛利:そして、国際関係では雪解けというと、緊張緩和、つまり「平和」になります。水になるのか、春になるのか、平和になるのか、リベラルアーツではすべてが正解なんです。

寺内:解放だ!

毛利:言葉、数字、あるいは絵や図で表現して、本来あるべきものを見つけるんです。新入生には、いろんな「?」を持ってきてほしいと思っています。そして、大学に来て、いろんな見方、学問で探究して「そうだったのか」と「!」にしてほしい。ICUは、そういう場でありたいと思っています。

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小林:大学で教えてもらえることもあるけど、個人での気付きを大切にして、考えて、主体性を磨くんですね。

毛利:クラスメイトや教職員との対話で磨かれて、自分自身で見つけることが大切だと思っています。

寺内:確かに、主体性がないと、やれることが広いから迷っちゃいますよね。

毛利:それは「リベラルアーツ症候群」と言われたりしてます(笑)。

寺内:そういうのがあるんだ(笑)。

毛利:皆、どれもやりたいんですよ。でも、全てをやることがリベラルアーツじゃないんです。オーケストラで言うとシンフォニーというよりもコンチェルトですね。たとえば、バイオリンが専門だけど、他の楽器も知っとかないと、ということです。

小林:どういった学生さんに来て欲しいですか?

毛利:よく聞かれるんですけど「ラグビーで言うとスタンドオフ」「サッカーで言うとミッドフィルダー」と答えています。攻めも防御もできる、そういう学生に来てほしいんです。

小林:尖っているけど優しいみたいな?

毛利:まさに。学生寮を例にあげると、いろんな文化圏の学生が生活しているので、ぶつかる時があるんです。たとえばムスリム(イスラム教徒)の学生は、肉を切っているところで自分の食事の調理をするのは文化的にアウトなんですね。一方で、ムスリムではない学生がラマダンという断食を「なんでこんなことやるのか」と試しに一緒に始めてみると、その信仰についてわかることがあるんです。なので、自分の文化と他の文化、攻めと防御みたいな思想が欲しいんです。

寺内:主張はあっても、受け入れる寛容さも持っている学生ですね。

小林:僕も家の近所にラーメン屋ができて「あそこまずいよ」って言われても、1回食べてみてから「まずい」って言いたいタイプです(笑)。

寺内:ミッドフィルダーだ!

毛利:自分自身の譲れない柱があって、それを踏まえて、他人の言葉じゃなくて、ご自身の言葉で漫才されるのも芸術、リベラルアーツですよ。

寺内:リベラルアーツっすよね。やっぱり人生ってリベラルアーツの繰り返しっすもん。

小林:偉そうに背中つけんなよ、貴様!

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毛利:でも本当にそうですよ(笑)。

寺内:いや、でも、これは深いですよ。学生さん向けの話だけど、今の時代の生き方、これからの国際的な交流の考え方を学んでいるように聞こえるんです。それを4年間、学生として学べるって重要な時期になりますよ。

毛利:私も今の学生を羨ましいなと思います(笑)。

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小林:受験はどんな形式なんですか?

毛利:ほかの大学と全く違っていて、マニュアル的な受験対策がいらないんですよ。

小林:え!?

毛利:一般選抜では「講義を聞く入試」もあるんです。

寺内:どういうことですか? 動画で見るってこと?

毛利:いや、リスニングです。そして、聞いた講義に関する何が出てくるかわからないので準備する必要がない……というより、できないんです。

寺内:確かに準備ができない入試だ!

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毛利:知識を問うのではなく「考え方」を問うんです。

寺内:でも、受験生に「ICUに入りたいんです」って言われたら、どう準備しろって言うんですか?

毛利:普段の高校の授業、あるいはご家庭での対話が重要だと答えます。ICUの体育館は隈研吾さんらがデザインされたものなんですが、庇(ひさし)が出ているんです。

寺内:世界の隈研だ!

毛利:なぜ、庇が出てるのかというと、ギリシャのプラトンが設立したアカデミアに半分外で半分内の回廊があって、そこを歩きながら対話をして、知識を知恵に変えていたんです。

小林:井戸端会議みたいなことを歩きながらしてほしいんですね。

寺内:そして、知識を知恵に変える。良い言葉ですね!

小林:それを入試で見極めるんですね。

毛利:入試では、対話の中から「何が求められているか」を把握する力、あるいはチャレンジ精神を見ているんです。たとえば、化学式は中学の頃にやってますよね? 化学反応が起こる前と後の元素の数は変わらないので、それだけ知っていれば入試問題で化学式が出てきても四則演算で答えは出るんです。

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寺内:なんとなくわかります(笑)。

毛利:だけど、文系の人は、式が出てきた時点で、投げ出してしまう人もいるんです。だけど、チャレンジすれば答えは出る。そういう素養を見ています。

寺内:理解しようという前のめりの姿勢が重要ですね。

毛利:ポエムや和歌、音楽が流れたこともあるんですよ。

寺内:ええ!入試でですか?

毛利:はい(笑)。右脳的な想像力も大事なんです。

小林:問題を考える側も楽しいですよね? 何出してやろうかなって(笑)。

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寺内:「ぬいぐるみの写真載っけて、なんか一言感想言わせね?」みたいなね。

小林:大喜利じゃねえか!

寺内:大喜利もリベラルアーツですよね?

毛利:リベラルアーツですね(笑)。対話とは、単なるおしゃべりではないんです。おしゃべりというのは、他愛ないことを他愛なくインフォーマルな場で、カジュアルに話してるだけ。ディスカッション、ディベートはフォーマルなところでフォーマルな話をします。対話というのは、インフォーマルだけど真剣な話をするんですよ。

寺内:バランスがちょっと違うだけで、変わってくるんですね。

毛利:キャンパスには芝生があるんですけど、ICUの授業はそこでやることもあるんです。だけど、議論しているのは真剣な「死刑廃止制度」とかなんです(笑)。

寺内:そんなに真面目な!

小林:就職先とかはどういうところが多いんですか?

毛利:本当にいろんなとこ行きますよ。

寺内:いろんなところに行きそう(笑)。

毛利:お笑い芸人や劇作家など、メディアで活躍されてる方もいらっしゃいます。ただ、目立つか目立たないかではなく、自分のやるべきことに確信を持ってやっている卒業生が多いですね。大学院に行く卒業生も多いです。

小林:海外で勉強される方とか、就職される方もいらっしゃいますか?

毛利:世界中にいます。

寺内:寮もこの敷地の中にあるって伺ったんですが?

毛利:あります。寮は世界中の学生が集まった、言わば地球のミニチュアのようになっているので、いろんなことが起こりますよ。寮生に寮の感想を聞いたら「ICU where everything can happen」と(笑)。

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寺内:なんでも起こる(笑)。

毛利:いろんな文化の話もしますし、恋愛の話もしますし、国境を越えた悩みも話し合います。いろんな国のダブルやミックスの人たちも多いので「自分とはなんなのか」とか「お前はお前なんだ」みたいなことを言い合ったりもしていますね。

寺内:バラバラだからこそ、「ここが一緒なんだ」っていうことがわかったらめっちゃ嬉しいと思う。喜べる感覚とか、悩みの価値観が一緒だってなったら、より人間関係が深まりそうですよね。

毛利:「同じ時代に生まれて、同じ場所にいるだけでいいじゃないか」みたいな(笑)。

寺内:卒業したくない人も多そうですよね(笑)。

毛利:だから大学院に行って5年くらい通うのがちょうどいいと思います(笑)。たくさん興味深い分野がありますしね。

小林:卒業後はどういう人材に育ってほしいですか?

毛利:ICUでは、卒業式の時に皆、黒いガウンと四角い大学帽を着用して出席します。

小林:アメリカのやつだ!

毛利:その時に僕はいつもミケランジェロの言葉を思い出すんです。ミケランジェロは彫刻家で、ピエタ像やダビデ像など、すごく美しいものを残しているんですけど、彼にとってのアーツはカービング、彫刻だったんです。友達とのやり取りの手紙が残っていて「あなたにとってアーツであるカービングとはなんですか?」の問いに「大理石に閉じ込められたエンジェルを解放するまで掘り続けることだ」と答えているんです。

寺内:かっけーこと言ってくれるじゃん!

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毛利:彼には最初から大理石の中に美しいものが見えているんですよ。

寺内:エンジェルが見えてるんだ!

毛利:僕は卒業式で学生の中にエンジェルが見えるんです(笑)。

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寺内:学生のエンジェルを解放するんですか?

毛利:そう(笑)!

寺内:僕にとってのアーツはピーターしかいないのに(笑)。

小林:それ、ピーター・アーツな(笑)。

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毛利:いや、エンジェルが見えますよ(笑)。

寺内:やったー!

小林:あの、僕も35だけど……エンジェル見えますか(笑)?

毛利:見えます(笑)。

小林:嬉しい! お尻だして歩こうかな(笑)?

毛利:翼が見えます(笑)。

小林:羽根つけて裸で歩いてたら捕まっちゃう(笑)。

寺内:ちなみに「エンジェル学」ではどんなことを学ぶんですか?

小林:なんだそれ(笑)?

毛利:いいですね! 新しいメジャーを作りましょう(笑)。

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寺内:インターナショナルエンジェル学(笑)。

毛利:戦争したくてしてる人はいないし、貧困になりたくてなってる人はいないので、本来あるべき世界をどうすれば解放できるのかを学んでいただきたい(笑)。

寺内:単科大学辞めて、教養学部とエンジェル学部でいっちゃいましょう(笑)。

小林:エンジェル学部は履歴書に書けないだろ! 「何ですか?」ってなるから(笑)。

毛利:是非、漫才にしてください(笑)。

小林:エンジェル漫才ですね。

寺内:取り入れたい!

小林:最後に、今、頑張っている受験生にメッセージをお願いします。

毛利:聖書には「狭い門から入りなさい」という言葉があります。今後、少子化がさらに進み、大学も入りやすくなりますが、大学の数も絞られてくると思います。大学なんか行かなくてもいいかもしれないけど、行くんだったら「自分の人生は何のための人生なのか」ということを考えられるような場に行って欲しい。そして、行きたいと思ったら、たとえ、それが狭い門でもチャレンジすることが美しいと思います。「叩けよ、さらば開かれん」。

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寺内:「狭い門から入りなさい」って初めて聞きました。

小林:大学の教授が「大学なんか行かなくてもいいと思うけど」って、すごいこと言いますね(笑)。

毛利:誰かに行けって言われて行くものではないですからね。

寺内:勉強になりました。本日はありがとうございました。

毛利:こちらこそ、ありがとうございました。

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――それでは学食に行きましょう。

小林:実は、カレーが売り切れ寸前だったんですけど、広報の方がラスト一皿を確保してくださいました(笑)。

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寺内:誰かが食べたかったカレーってことだからね? 諦めて別のを食べている子がいるんだからね?

小林:申し訳ないです(笑)。

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寺内:でも、売り切れるのもわかる。普通のとちょっと違うもんね?

小林:いつもの学食カレーではないよね。ひき肉が入っていてキーマ感がありますね。いただきます!

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小林:おお! なんか濃い! 辛さはないけど、深みがある! あとご飯が多い(笑)。

寺内:それは良いことだよ(笑)。

小林:これで400円は安い! 美味しいです!

寺内:人気のはずだ!

小林:……ラーメン食べたいな。

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寺内:そんなことないよ!

小林:そんなことないわけない! 俺の気持ちなんだから! 別にカレーを食べたくないわけじゃなくて、カレー以外を選べないのが嫌なんだよ!

寺内:毎回、カレーを選んだつもりでやればいいじゃん!

小林:……ラーメンが食べたい。

寺内:私は、本邦初! 「フンビーガー」です!

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小林:ハンバーガーね。俺もハンバーガーがいいな。自腹で買おうかな。

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寺内:これすごい! 見て!

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小林:カツバーガーだ!

寺内:えげつなっ! カツが飛び出てんだもん!

小林:何のカツなんだろうね?

寺内:確かめるためにいただきます!

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寺内:うんめぇ! トマトも入ってる!

小林:牛カツ?

寺内:……牛と信じています(笑)。トマトにキャベツにレタス、カツにマヨネーズに、そして、パンパン!

小林:パンは1回でいいよ(笑)。

寺内;パンパンで挟まれてるから、めちゃくちゃ美味い! え? どうしよう……これ好き。まだあったから、もう一個食べたい。

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小林:それ、わざとつけてんの?

寺内:どこに?

小林:ここに。

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寺内:わざとだよ。

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小林:あざとおじさん、嫌なんだけど!

寺内:これ、めちゃくちゃ美味い! 絶対食べたほうがいい! マジ美味い。えっと……「美味い」!

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小林:どストレート(笑)。

寺内:どストレートになっちゃうくらい美味い、最高! マヨソースがちょうどよい!

小林:ごちそうさまでした!

 

――リベラルアーツを学ぶ国際基督教大学のお話をお聞きしましたが、いかがでしたか?

寺内:大学の良さもだけど、毛利先生の魅力が伝わってきちゃいましたね。あったかくて、優しくて、面白い先生でした。やっぱさ、大学ってリベラルアーツじゃん?

小林:毛利先生にハマってんな(笑)。

寺内:だって約束してくれたからね。

小林:なんて?

寺内:来年からエンジェル学部できるって。

小林:約束してねえよ。ノリが良かっただけだよ。

寺内:そうなの(笑)?

小林:大学としても自由度が高かったから、自主性を高められるだろうね。

寺内:「大学学生満足度ランキング」が高い(※1)って前評判は知っていたけど、その片鱗がにじみ出ていたね。

小林:自由に学びたい方にはおすすめだね。

寺内:あとハンバーガーが美味かった! マジで好きな味だった!

小林:学食もオリジナリティあってよかったよね。海外の学生さんが多いからか、ベジタブルメニューもあったし。

寺内:国際色豊かで、自然豊か。「ダブル豊か」でした!

小林:なんだその「ダブル豊か」って。

寺内:なんだっけ?

小林:「なんだっけ?」じゃないよ(笑)。

寺内:長閑な校風とは裏腹な最先端な教育の姿勢が素晴らしかったです! 是非、目指してみてはいかがでしょうか!

※1:「THE日本大学ランキング2023」教育充実度分野において1位

 

 

次回の『おうえんしナイト』は国際基督教大学の後編として、ランパンプスが現役の在学生にインタビューしてまいります。

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※提供:国際基督教大学(ICU)

<国際基督教大学>
住所:〒181-8585 東京都三鷹市大沢 3-10-2
HP:https://www.icu.ac.jp/
 

『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。

おうえんしナイト

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